平安を舞台にした両作の異色年間コラボの一環。声優らしく、主人公・まひろが書いた物語(「源氏物語」第3帖「空蝉」)を同僚に読み聞かせる役を演じた。実写作品への顔出し出演も今回が初となり、異例&異色ずくめの登場。
西村は「大河ドラマに出演する日が来るなんて、私の人生ビックリです」「とても素敵なご縁をいただけて、ただただ感謝です」などと心境を明かし、感激している。
<※以下、ネタバレ有>
「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。
第34話は「目覚め」。藤原道長(柄本佑)は興福寺の別当が朝廷に要求を突きつける非常事態の収拾に奔走。一方、まひろ(吉高由里子)は物語を書き進め、宮中の話題を集めるが、狙いだった一条天皇(塩野瑛久)と中宮・藤原彰子(見上愛)の関係は深まらない。道長が熱望してやまない彰子の懐妊は程遠く、さらに病や火事など都に不吉な出来事が続いたため、道長は一世一代の決断し…という展開。
この日は中盤、「源氏物語」が流行し始め、各々が物語を楽しむシーンが登場。藤原公任(町田啓太)敏子(柳生みゆ)夫妻、藤原行成(渡辺大知)、藤原斉信(金田哲)小少将の君(福井夏)に続き、西村演じる女房「筑前の命婦」の場面。約30秒の出番ながら、インパクトを残した。
――「光る君へ」に出演した感想について。
大河ドラマに出演する日がくるなんて私の人生びっくりです。かつらや女房装束の衣装も素敵で自然と背筋も伸びやかに。TVで見ていた「光る君へ」の世界を彩る豪華なセットに夢見心地でした。綺麗に読みすぎないように、腹式で話さないように…など普段とは違う感覚に惑いつつもそのオファーを楽しみながら、藤式部の紡ぐ物語を女房の皆さんと心を分け合う気持ちで読ませていただきました…女性達が集いわちゃわちゃしてる風景は昔も今も変わらずですね。
――「光る君へ」の登場人物やドラマへの感想について。
いつも楽しく見させてもらっています。自分の意思や世界をしっかり持っているまひろは聡明で逞しくて素敵な女性。彼女をとりまく人達との気のおけないやり取りが好きで、とりわけ弟の惟規との会話には心が和みます。まひろはこの何気ない日常を愛していたんだなと感じます。内裏へ出向いたまひろと道長様の関係がこの先どうなるのか、一視聴者として楽しみたいと思います。
――出演決定の際や撮影時のエピソード・思い出について。
出演のオファーをいただいた時は出先でしたが、思わず声が出ちゃいました。出演者の皆さんと一緒に読み合わせをして、自分が「光る君へ」の世界の中にいるのが不思議で…終始ふわふわしてました。女房装束の衣装もとても素敵で、衣装さんの淀みのない鮮やかな着付け作業にうっとり…かつらも初体験で刺激的でした。撮影直前にセットの裏で衣装を着るのは驚きました。衣装を着たらすぐにリハーサルが始まり、撮影の間は女房役の皆さんと和やかにお話したり楽しかったです。緊張はあまりしないタイプですが、今回の撮影も緊張感はありつつもリラックスしてのぞめて、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。
――「光る君へ」と「おじゃる丸」について。
同じ平安時代を舞台にした物語のご縁で、コラボ番組をさせていただいたり、とても素敵なご縁をいただけてただただ感謝です。筑前の命婦役に私の名前を出して下さり、本当にありがとうございます!スタッフの皆さま、出演者の皆さま、本当にお世話になりました。ありがとうございました!これからも「光る君へ」応援しています。
「光る君へ」おじゃる丸声優・西村ちなみサプライズ初大河&初実写「感謝」異色コラボで源氏物語読む女房役
https://news.yahoo.co.jp/articles/91d397a65f39b37d39e6e80bb4bbe7895ea36bbd
https://i.imgur.com/OkIMZhJ.jpeg
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Source: 芸能トピ