やす子は日本テレビ系「24時間テレビ47」(8月31日~9月1日)の「チャリティーマラソン」ランナーに決まっているが、フワちゃんに暴言を浴びせられて同情が集まり、番組の注目度もアップして、日テレとしてはシメタってなものだ。
「それでなくても24時間テレビは、『昭和の偽善番組』などといわれて飽きられていたのですが、さらに系列局の日本海テレビ幹部の寄付金着服が発覚して、日テレ社内からも『もうやめたら』という声が出ていました。逆風をはね返すには、去年以上の募金額と視聴率を達成して、出直しを印象付けるしかありません。もう、やす子頼みですよ」(テレビ構成作家)
今年はチャリティーに「マラソン児童養護施設募金」が新設され、その寄付金は全国610の児童養護施設のために使われるという。やす子が高校生時代に児童養護施設で暮らしていたからで、マラソン中にテレビ画面に表示されるQRコードでキャッシュレス募金も募る。
■昨年は最低の8億4000万円
では、ずばり募金の目標額はいくらか。募金はチャリティーマラソンのほかに、能登半島地震復興応援募金、目的を特定しない一般募金などもある。去年の総額は8億4805万9341円で、ここ数年で最も少なかった。これまでの最多は東日本大震災のあった2011年の約20億円。さすがにこれは無理だとしても、去年を上回る9億円が今年の最低ラインだろう。
最多だった11年のチャリティーマラソンのランナーは徳光和夫、次いで多かった19年の15.5億円のときは水卜麻美ら4人、少なかった去年はヒロミである。寄付金総額の多寡は、どうやらランナーの好感度によるらしい。広告代理店の調査でも、やす子は世代を問わず人気がある。「やす子がんばれ!」が全国で盛り上がれば、2ケタ、10億円にいくかもしれない。
ところで、ランナーたちはノーギャラのボランティアなのか。そんなことはない。芸能人・タレントとしてのランクにもよるだろうが、出演料はほぼ1000万円といわれている。もちろん募金からではなく、制作予算から支払われる。
タレント側にしてみれば、肉体的にも精神的にも負担が大きく、事前のトレーニングなどもあって拘束時間は長い。そもそも「24時間テレビ」は慈善事業ではなく、チャリティーをテーマにした日テレ系列など31社のバラエティー・ドラマ特番だ。その出演依頼なのだから、ギャラはもらって当然というわけだ。
一説には、24時間テレビの制作費は出演者のギャラも含めて約4億円、CM収入は約20億円、経済波及効果は全国で100億円というから、商売上手である。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b697b1dcd0219ce8df885551f6bc27b04db24af4
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Source: 芸能トピ