筆者が以前、フワちゃん出演番組のADから直接、聞いた話がある。番組名や時期、性別など特定を避けるため具体的には書けないが、ADがフワちゃんの意に沿わないことをしたときに、フワちゃんは無表情でその場を去りながら「はい、死んでください」と冷めた一言を吐いたというのだ。ADはショックを受け、あとで改めて謝罪に行った方がいいか上司に相談したが、「フワちゃんはいつもあの調子だから気にしない方がいい」と言われたという。
そのとおり、後に何カ月も時間が経ってから、ADはフワちゃんと再び顔を合わせることがあって謝罪をしたが、フワちゃんはまったくそのことを覚えておらず、ADの言ってること自体がよく理解できない風で、笑って自分の話を続けていたという。
「死んでくださいってフワちゃんの口癖みたいな感じって先輩のディレクターが言ってました」とAD。
実際にその場にいたわけではないから、正確なところは分からないが、そんな話を聞いたことがあった後に、まさにその「死んでくださーい」の投稿があったから、本当に口癖だったのか、と思ってしまった。改めてADに話を聞くと「いまだから言えますけど、有名人から死ねって言われるのは本当にショックです。特に自分みたいに一番下の人間にとっては」と言った。
フワちゃんは以前、Xで非公開の「裏アカウント」を持っていたことを公言しており、ネット上では、アカウントの切り替えミス説が流れているが、そうだと仮定しても「裏でも無礼なまま」に思えて、なおイメージは悪い。
もっとも、フワちゃんの炎上は、最近やたらと嫌われ始めていた前提の上にあり、そこはベッキーや渡部建の不倫バッシングとも共通している。
本当に好感度が高ければ「ジョークの質が悪かった」で済ませてもらえたかもしれないが、「フワちゃん、見たくない」層がたくさんいるから、いまこそ大騒ぎできてしまう。
もう無礼な芸風では笑えなくなった状況は、彼女にとって致命的だ。いま急に丁寧な口調で謝罪しても、もう腹黒いイメージが拭えない。
もしフワちゃんが仕事を失ってどん底になったとしたら、それこそやす子の「生きてるだけで偉い」を今度はちゃんと汲み取ってほしいと願う。
みんな好んで敬語を使ったりして生きているわけじゃないし、遅刻も許されない世界で生きていて、何ひとつ良いことがないと思うことさえあるけれど、誰かに励まされて日々生きている。自分にとって嫌な奴も、誰かにとっては大切な人。
それを思えば、どんな相手にも気軽に「死んで」なんて絶対に言えない。
片岡 亮(フリージャーナリスト)
現代ビジネス 記事の一部抜粋
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8b13b0780d974fd20d9ba48c846979f19ebe008?page=2
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Source: 芸能トピ