6月25日、有吉弘行(50)が週刊誌に掲載された自身と妻・夏目三久(39)、そして夏目が抱く赤ん坊との家族写真について苦言を呈した。
これにSNSだけでなく、芸能人や政治家などもコメントし、大きな話題となっている。
「有吉と夏目は、これまで何度もプライベートショットを週刊誌に報じられてきました。有吉はその度に自身のラジオ番組などで『あんなどうでもいいことを報じて何が言いたいの?』などと苦笑交じりに話していましたが、今回はさすがにそういうわけにはいかなかったのでしょう。実際、報じた側にも少しやり過ぎた感があったのは確かです。というのも、記事のタイトルに夏目らの正確な場所がわかる固有名詞が掲載されていたためです。家族は日常の買い物をしていたので、住む場所が特定されてもおかしくない。なぜ、場所まで明記したのか疑問が残りました」(スポーツ紙記者)
■福山雅治は「一線どころか随分越えたところにきた」と激怒
芸能人のプライベート報道が物議を醸したのは今回が初めてではない。21年、賀来賢人(34)が、自身のSNSで、「盗撮するのは100万歩譲って許します。しかし、もし次、私の子供を盗撮した記事を例えモザイクをつけたとしても、載せた場合、私は本当に怒ります」と抗議。
さらに同年、福山雅治(55)はラジオ番組で、妻・吹石一恵(41)と娘が週刊誌に掲載された件に触れ、「守られるべきものが守られていない。一線どころか随分越えたところにきた。芸能人だからと我慢して、これから何年も過ごしていかなきゃいけないのは違う」などと述べている。
「賀来や福山が抗議してから、芸能人の家族のプライベートショットが撮られることが減りました。恐らく今後、夏目だけでなく、有吉の写真が掲載されることもなくなるでしょう。ただ、週刊誌もなんでもかんでも無断で掲載しているわけではなく、“暗黙のルール”に従って、記事掲載の前に芸能人の所属事務所に写真の存在を告知し、“お断り”を入れています。そこで場所や日時が特定されない配慮やモザイク処理がされているわけですが、それでも芸能人からするとNGというわけでしょう」(老舗芸能事務所関係者)
■「掲載されることで注目度が増してプラスに働くこともある」
芸能人の抗議によってプライベートショットはますます縮小傾向に向かうが、すぐに完全消滅することはなさそうだ。
「芸能プロとしては、必ずしもプライベート写真が全てがダメだとは思っていないんです。掲載されることで注目度が増してプラスに働くこともある。それはタレントにとっても同じことが言えます。週刊誌と良好な関係を築いていれば、別のタレントが不祥事を起こしたときに、配慮してもらえるかもしれない。報道を否定する声ばかりが目立ちますが、プライベートを知りたいという思うファンは実は否定派よりも肯定派の方が多い。事務所から週刊誌へのリークが無くならないのもそうしたことが背景にあります」(前出・関係者)
事務所とメディアの持ちつ持たれつの関係はしばらく続きそうだ。
芸能人ではないが、皇籍を離脱して米国で暮らす小室眞子さん夫妻をめぐって、22年当時、日本のテレビ局は無断撮影をしないことを条件に取材を申し入れながら、日本ではパパラッチが隠し撮りした週刊誌を引用する形で放映していた。そうしたダブルスタンダードの報道姿勢に問題はなかったのだろうか?
有吉弘行「盗撮やめて」 福山雅治、賀来賢人も「NO」表明…プライベート写真はどうなる?
https://news.yahoo.co.jp/articles/b209d2a055ef55eecb57f92b975e9235cc07941a
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Source: 芸能トピ