水卜アナは「24時間テレビは1978年に始まって本当にたくさんの方にご協力をいただいてきました。これまでにお寄せいただいた寄付金が合わせておよそ433億円です。災害復興支援や福祉車両の贈呈など多岐にわたるチャリティー活動をしてまいりました」と同番組の歩みを紹介。「しかし、去年の11月、24時間テレビチャリティー委員会の一社でこの寄付金の着服という事態が発覚しました。皆様からの信頼を裏切ってしまう行為です。改めて心よりお詫びを申し上げます」と謝罪した。
そのうえで「皆様からのこの大切な寄付金をこれから責任を持って届けるため、外部の弁護士を交えた対策チームと共に再発防止策を作りまして、今後皆様に信頼していただけるよう努めてまいりたいと思っております」と決意を述べた。
水卜アナは「見てくださった方、寄付をしてくださった方、24時間テレビで自分の思いを伝えたいとその場を選んでくださった方、笑顔で参加をしてくださった方、そしてチャリティーの支援を受け取ってくださった方。皆様のことが今思い浮かんでいます。私も10年、総合司会を務めてきましてそういった方々がこの24時間テレビを作ってくださっていたんだな、とずっと思ってきました」とコメント。「この皆様が作ってくれた24時間テレビを私たちは続けたいです。24時間テレビで信頼を取り戻せるよう必死に考えて伝えてまいりたいと思っています」と語った。「『愛は地球を救うのか?』このテーマを私たちは自問自答し、24時間テレビを再スタートします」と言葉に力を込めた。
「24時間テレビ」をめぐっては昨年11月、系列局の日本海テレビ元幹部が「24時間テレビ」の募金などを着服。これを受け「24時間テレビチャリティー委員会」は今年2月に再発防止策として〈1〉募金活動における新たな規約の策定〈2〉専門業者への委託〈3〉募金活動のモニタリング調査〈4〉24時間テレビ不正通報窓口の開設の4点を徹底するなどとしていた。
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2024年6月20日 8時0分
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Source: 芸能トピ