手束は’09年3月から11月までに『SKE48』、’10年から’12年まで『SDN48』に所属。現在は“現役グラドル経営者”として活動しているようだが――。
「彼女は’15年から『発掘!グラドル文化祭』という、コンカフェのオーナー兼プロデューサーをしているんですが、このお店が摘発されてしまったんですよ」(前出・アイドル関係者、以下同)
コンカフェとはコンセプトカフェの略称。コスプレした女性が接待するなど、特定のテーマを取り入れた店の総称だ。
「『グラドル文化祭』は“現役グラドルの接客”がコンセプトです。店内は会議室のような空間に長机とパイプ椅子を設置しただけの簡素な内装でしたが、キャストの女の子が水着で接客し、一緒に飲み物や食事をしたりお話できるというのが売りでした。しかしこの店、今まで風営法の許可を取らずに営業していたようなんです」
風営法の正式名称は“風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律”。接待行為を提供するお店であれば公安委員会へ届出を出さなくてはいけないルールだ。
「お店では、キャストとお話したり、有償でチェキを撮るのはもちろん、水着のキャストがダンスショーをしたり、パンケーキを注文するとキャストがお客さんに胸の谷間を近づける、といったギリギリのサービスを提供していました。
お客さんを呼ぶために際どい格好で路上で呼びかけもしていましたよ。そんな業務形態にも関わらず、よくこれまで届け出を出さなかったなと思います」
過去にはやはり、警察から注意を受けていたようだ。
逮捕されたことを伏せたまま、営業再開
「届け出無しで営業していたことは警察も把握していたようで、今年2月にも警察から注意されたり、私服警官も出入りしてチェックしていたとか。目をつけられていたにも関わらず、手束さんは経営スタイルを改善しなかったため、5月11日、お客さんがいる営業中、10人近い警察官が店内に入り、手束さんは連行されたようです」
手束は17日に自身のSNS上で、
《現在、グラドル文化祭は休業中です。私の体調が戻り次第6月中旬を目標に再開できるよう頑張ります!!》
と、投稿しているが……。
「体調不良ではなく、この期間、勾留中でお店を開けなかっただけ。釈放後の6月14日からお店は再開しました。摘発後の現在は風営法に触れないように、キャストとトークできなくなったり、ダンスパフォーマンスを止めたりと風営法を意識しているようです。しかし、お店が摘発されたことや、自身が逮捕されたことを伏せたまま、お店を再開するのはいかがなものかと……」
釈放された手束は、店内で有料の説明会を開き、ファンに向けて今回の事情を話しているという。
「本人は周囲に、“20日近く拘束されて有罪に。罰金3桁万円を支払う前科がついてしまった。と語ったようです。
ほかにも“お店の近くに学校があるから許可が取れなかった。届け出は行政書士にお願いしていた”と言い訳したり、“前科がついたから、アメリカに行けなくなった”とか“いつかこの経験を語って、取材謝礼をもらいたい”とも語っていたそうですから、あまり重く受け止めていないのかもしれません。実際、反省の色の少ない経営者に呆れて、複数の従業員はお店を離れたそうです」
事実を確認するため、手束の店に電話とメールで問い合わせたが、応じることはなかった。
男性を魅了する前に、社会のルールを見直すべきといったところか。
週刊女性2024/6/18
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Source: 芸能トピ