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番組冒頭、ナレーションで、番組で検証するウワサの内容が紹介される。
ナレーション:もうすぐ夏到来! 皆さんの体、たるんでいませんか? 薄着になる夏に向けて、巷に広がるダイエット法がどれだけ本当なのかを検証……。
――なんだか聞き覚えのある声だ。そして、高カカオチョコを食前に食べると太らないというウワサの検証を、お笑い芸人のチャンカワイ(Wエンジン)が実験している姿が映し出される。スタジオに切り替わると、中央の席に生瀬勝久、大島美幸(森三中)の姿も見える。
(略)
不思議なことに“パクリ”と指摘する声よりも歓迎する声が多い。一体どうなっているのか、日テレ関係者に聞いた。
「『どうなの課』は人気番組だっただけに復活を喜ぶ人が多いかもしれませんが、業界では大事件となっています。事前に『どうなの課』がTBSで復活すると報じたネットニュースもありましたが、この日、TBSの番組PRを見た日テレ幹部が『なんだこれ!?』と騒ぎになったそうです。もともと自局で3月末まで放送していた番組ですからね」
もっとも、「どうなの課」は系列局の中京テレビの制作だった。デイリー新潮は3月16日に配信した「ゴールデン昇格の噂もあったのに…深夜の超人気番組『それって!?実際どうなの課』はなぜ終了するのか」で、中京テレビが全国放送のレギュラー番組を「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」の1本に絞るためだと報じた。
スタッフまで一緒
「ウワサによると、人気番組だったにもかかわらず3月末での番組終了を告げられた中京テレビの番組プロデューサーが、怒ってクーデターを起こしたようです。5年前にゼロから番組を立ち上げた彼は、視聴率も評判も良いのに終了することに納得がいかず、『だったら、この企画を持って会社を辞めます』と言って辞表を出したそうです」
中京テレビは引き留めなかったのだろうか。
「一社員が退社して他局に番組を持ち込んだところで、放送などされないとタカをくくっていたのでしょう」
ところが、放送されてしまったのだ。
「まさかここまで同じ番組を作るとは、中京テレビも考えていなかったようです。番組プロデューサーは周到に準備をしていたようで、『どうなの課』のYouTube動画は約1カ月前に全て削除していました」
たった1人で同じような番組を作れるものなのだろうか。
「もちろん無理です。『どうなの会』のエンドロールを見ると、総合演出、構成作家、ディレクター、プロデューサー、カメラ、リサーチ、制作会社にいたるまで、スタッフは『どうなの課』とほとんど同じでした」
制作会社は極東電視台とあった。
“ワイルドスピード”森川は断った
「日テレでは人気番組『世界の果てまでイッテQ!』やマツコデラックスの『月曜から夜ふかし』も制作しています。もしこれが大問題になったらどうなるか考えていたはずです。極東電視台は昨年10月に芸能事務所アミューズの子会社になったので守ってもらえると思ったのでしょうか。『月曜から夜ふかし』は月曜10時枠ですから、通常放送なら『どうなるの会』の裏番組でした。日テレもこの日は特番だったので被ることはありませんでしたが、もちろん承知の上だったのでしょう。今回の他局への移籍問題をこのまま放置すれば、今後、制作会社を規制できなくなる危険をはらんでいます」
中京テレビはどうなるのだろう。
「『どうなの課』の製作・著作は中京テレビでした。たとえ同局が許可を出していたとしても、日テレは『はい、そうですか』と納得できる話ではありません。『どうなの課』は深夜番組だったとはいえ、ゴールデンで特番を放送したほどの人気番組でした。だからこそ『どうなの課』の他のレギュラーメンバーである博多華丸・大吉や森川葵はさすがにマズいと思い、出演オファーを断ったと聞きます」
MCの生瀬は大丈夫だろうか。
「番組冒頭のコメントはスタジオではウケていましたが、悪ふざけでは片付けられませんよ。『どうなの会』がTBSで今後レギュラー番組として復活したら、本当に大揉めになるかもしれません」
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Source: 芸能トピ