1987年公開の映画「私をスキーに連れてって」が大ヒット。それに続く形で「彼女が―」は89年に公開され、原田知世、織田裕二のW主演でこちらも大ヒットした。馬場監督は「あの映画で、織田君の役はオーディションだったんです。スキーの映画もおかげさまですごく当たったので、今度はスキューバの映画を撮ると言ったら、すごいオーディションにいっぱい来てくださって」と大きな反響があったことを懐かしがった。
オーディションに集まった俳優が実はかなり豪華。「その後、トレンディードラマの主役になる人が、ほぼ全員いたぐらいの」と馬場監督が明かすと、伊藤かずえは「そうなんだ!どんな人がいたんですか?」と聞きたがった。
馬場監督は「江口洋介君とか、東幹久君とか、伊原剛志君とか、永瀬正敏君とか、椎名桔平君とか、それに吉田栄作君。いない人はいなかったぐらいの」と名前を挙げると、伊藤も「すごいね」「でもみんな合いそう」と興奮気味に語った。
最終的にはプロデューサーが決めたというが、椎名桔平と織田裕二のどちらにするか、最後までスタッフは悩み、織田に決定。「だけど、その中で竹内力君だけ、すっごい面白かったんです。印象を残す人で」と、馬場監督はのちに「Vシネマの帝王」と呼ばれる竹内力が“ピカ一”の存在感だったと振り返る。
そのため「(作品に)“欲しいな~”って言っていて、それで“あの役に竹内君がどうですか?”って言ったら出てくれた」と、竹内も撮影に参加することが決定。「すごいレベルの高いオーディションだった。全員、ビッグになって」と同監督は懐かしがっていた。
6/2(日) 6:30配信
スポニチアネックス
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Source: 芸能トピ