手塚は今回の旅行について「京都行ってきました。時代劇で10年ぐらい通っているんですよ。でも、行く度に京都の人が薄味、っていうのがウソじゃないかなぁ、と。あの人たち、濃い味大好きだと思うんですよ」と話し「そこ、僕、メスを入れてきました」と話した。神田は「そこ、触っちゃいけないところだから」と返した。
ドラマではその演技力から”怪優”と称されることもある手塚だが、旅ロケでの風貌も特徴的で、ゆったりしたぶかぶかのセーターや全身真っ黒なマントのような私服を風になびかせて、精力的に動き回った。
旅のVTRを見終わった神田は「あのさ、手塚さん、最初ラーメンでしょ。次、龍岸(りゅうがん)寺に行って焼き肉でしょ。次、パンでしょ。大雲(だいうん)寺に行って中華でしょ」と手塚の旅の履歴を反すうし「何にも、和食食べてないじゃん」と突っ込んだ。
しれっとした表情で手塚は「和食、って…京都ないんですよ」と話すとスタジオから大爆笑が起き「あれ、店先だけなんですよ。入ってないでしょ、入ったらだいたい中華」と言い切った。
神田は反論するように「味が濃いとか薄いとか言ってたじゃん。結局は洋モノを食べて終わっている旅だった」と続けた。しかし手塚は「(和食は)ないでしょ。違うんですよ、ないんですよ」と持論を貫くと、レギュラーの女優松下奈緒は「私の知っている京都じゃなかった」と感想を述べた。
手塚は「知らないんですよ、京都を。コーヒーです、お茶じゃない」と話すと、だんだんと松下の表情もひきこまれていくようだった。ここで神田が「これさ、わざとよけて通ってない? 本当は行きたかったでしょ?」と右足を左足に乗せて、上半身を手塚に向けて“論戦体勢”に入った。
手塚も無表情で神田の目を見て「うんん、まさき、違う。全然違うよ」といきなりの呼び捨て。神田は吹き出し、それでも手塚は「でも、まさき、これが京都なんですよ」と2度目の呼び捨てで語りかけると、神田もタジタジで笑うしかなかった。
タレント勝俣州和(59)は「新しい京都はこれなんスか」と同調し、松下も「楽しかったですよ」と笑い転げた。最後は神田も「手塚さんの旅は変わってるわ、面白いわ」と認めてしまった。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202405110000353.html
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Source: 芸能トピ