きっかけは出演映画のお披露目イベントだった。舘は5月20日と6月24日に2本連続で公開される映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』『最後の錬成』に出演。ご存じ大人気コミックスを実写化したもので、劇中ではアメストリス大統領のキング・ブラッドレイ役を演じている。
ブラッドレイは左目に眼帯を着けているキャラクターであり、バトルものということで剣を振るうシーンも。だがこれについて、舘はイベント内で「台本を読みましたけれど、五里霧中…というか、全くストーリーが理解できないまま撮影に入り、そのまま終わりました」と発言した。
さらには、「とにかく、私の理解を超えた作品。左目の眼帯が取れて『左目が、まだ生きているぞ』と言うんですけど、『どうして生きている目なのに眼帯を着けるの?』と聞いたら『自分がホムンクルス(人造人間)なのを隠していたんだ』って。あっ、そう…と」と冷静にコメント。
キャラについて「今日初めて知ることが出来た」とやっと理解できたと語り、「よく最後まで出来たと思った。監督のご指示通り、やっていた感じです」と語ったのだった。
怒ったオタクが人格否定と誹謗中傷
「舘はこれまで多くの大作に出てきた大物俳優。石原裕次郎という大スターのもと、重厚な作品を間近で見てきた人ですから、アニメ・漫画のようなコンテンツなんて歯牙にもかけないでしょう。ジャンルも人間味あふれるものや社会派作品が多かったため、やれ超能力だの人造人間だの、ファンタジーな世界観は理解が追いつかないのも納得です」(演劇関係者)
だが、こうした舘の真っ当かつ極めて冷静な発言も、オタクたちにとっては〝ケンカを売っている〟と捉えられてしまう。ネット上には、
《なんでわざわざこんなこというの? 老害?》
《役者ってそんな心構えで出来るもんなの? セリフ以外にも微妙な心境を表す表情とか、原作読んで理解を深めて感情移入してるものなのかと思った》
《ひろし調子にのっとるな》
《さすがにもう引退しとけよ》
《原作読まないで理解もしてない奴が実写化の役を演じてるんだもんな そりゃクソみたいな作品が量産されるわ》
《原作全部読んでから芝居しろよ 役者としてのプライドないのか》
《この人プロ意識ないのか?》
など、オタクから悪意ある攻撃、誹謗中傷、人格否定が殺到してしまった。
現実世界には超能力も人造人間も存在しないのだから、舘クラスの人間にもなれば、その設定や世界観に理解が追いつかなくても当たり前だろうに…。
https://myjitsu.jp/archives/348050
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Source: 芸能トピ