この日の番組では、『令和世代に愛される平成レトロソングBEST10』と題した企画を放送。世間では今、広瀬香美の『ロマンスの神様』が流行っているらしく、10代前半の子どもたちにインタビューを行なった。
子どもたちは口々に「ロマンスの神様はすごく流行っているので好きです」とコメント。番組いわく、『TikTok』をキッカケにして若い世代に平成初期の楽曲が浸透しているとのことで、3歳児でも「ロマンスの神様」が流れると踊りだすという。
楽曲の他にもルーズソックスなどが流行っているそうで、若者は平成初期のブームを「エモいです! まさにエモい!」と絶賛。インタビューのVTRが終わると、平成初期の楽曲をランキング形式で紹介していくのだった。
平成レトロに昭和レトロ世代が反発!
しかし、平成レトロという言葉が引っかかった人も多く、ネット上には、
《Mステ見てて平成レトロっていう言葉にずっと引っかかってた》
《「平成レトロ」もそうだけど曲に対して「エモい」を使っているところもやだな。言葉を諦めてる感じ》
《若者が選ぶ平成レトロ企画も勘弁してくれって感じだった。リアルタイムで見てた音楽を新しく下の世代に語られても、そんなに面白くはない》
《街頭インタビューで答えているのが平成生まればかりだから令和世代じゃない》
《平成レトロって何? 平成がレトロなら昭和は化石? この言い回し気持ち悪くないのかな》
などの批判が殺到している。
「その時代の文化を表すものとして、これまで『明治モダン』『大正ロマン』『昭和レトロ』といった言葉が使われてきました。平成に関しては、『平成サイバー』というセンス皆無の言葉が候補として挙がっていましたが、イマイチ浸透せず。令和はまだ4年で、10代前半だとしてもまだまだ平成生まれ。平成をレトロ扱いする番組に違和感を覚える人がいるのも、当然かもしれません。しかし、平成初期の1990年代は今から30年以上も前。1990年代生まれが1960年代と聞いて古臭いと感じるように、平成初期はもうレトロ化しているのです」(芸能ライター)
平成初期生まれの人たちは、すでに30歳以上。当時の音楽を聴いているというだけで、若い世代を糾弾するのはいかがなものなのだろうか。
2022.04.18 11:05
まいじつ
続きを読む
Source: 芸能トピ