初回は12・7%。1963年「花の生涯」からの大河ドラマの初回世帯平均視聴率としては89年「春日局」の14・3%を下回り、歴代最低の数字に。第2話は12・0%。第3話は12・4%。第4話は11・3%。第5話は11・7%。第6話は11・0%。今回は前回から0・1ポイント微減。個人視聴率は6・4%に微増した。
96年「ふたりっ子」(NHK連続テレビ小説)、10年「セカンドバージン」(NHK)などを手がけた大石静氏が脚本を担当。大石氏は06年「功名が辻」に続き2回目の大河となる。物語は平安時代を舞台に、世界最古の長編小説とされる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描く。紫式部が心を寄せる藤原道長役を務めるのは俳優の柄本佑。道長は源氏物語の主人公・光源氏のモデルともされており、ドラマでは紫式部と幼なじみのような関係で愛し合い、時にぶつかり合う姿が描かれる。
第7話は道長(柄本)への想いを断ち切れないまひろ(吉高)は、没頭できる何かを模索し始める。散楽の台本を作ろうと思い立ち、直秀(毎熊克哉)に直談判。まひろの演目は辻で披露され、次第に評判を呼び大盛況に。噂を聞きつけた藤原家の武者たちが辻に駆けつけ大騒動に。一方、道長や公任(町田啓太)ら若者たちはポロに似た球技・打きゅうに参加する。招待されたまひろは倫子(黒木華)たちと見物に行くことになるが…という展開だった。
劇中では道長がまひろの手を引いてついに2人となったが、直秀がまひろの従者の乙丸(矢部太郎)とともに現れ、「邪魔しちゃった?」と一言。まひろを演じる吉高は自身のX(旧ツイッター)で「5話の帰るのかよの時もそうだけど 今回も邪魔しちゃった?って 直秀なんなん笑笑 撮影中もニヤニヤしてたけどリアタイで吹いた」とツッコミ。公式インスタグラムでは打きゅうに急きょ参戦した直秀の姿もアップされ、ネットでも「直秀、初恋泥棒すぎてしんどい」「一瞬平安時代なのすっとんで少女マンガだった」「名言だろ」「今回の優勝」などの声が上がっていた。
2024年2月19日 10時41分
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Source: 芸能トピ