2017年12月放送のラジオ番組「WANIMAのオールナイトニッポン0」(ニッポン放送)で、コンビ仲をおしどり夫婦に例えたお笑いコンビ・和牛の川西賢志郎。ところが近年は、相方・水田信二に不満を募らせていた。
吉本興業は12月12日、和牛が24年3月末でコンビを解散することを発表した。解散後、2人は吉本に所属したままでそれぞれの道を歩んでいくという。
和牛は06年にコンビを結成。「M-1グランプリ」では、15~19年まで5年連続で決勝進出。16、17、18年は3年間連続で準優勝した。そのほか、14年に「NHK上方漫才コンテスト」優勝、18年に「上方漫才大賞」奨励賞、21年に「上方漫才協会大賞」特別賞など、名だたる賞を総なめにした実力派コンビである。
将来の漫才界を牽引する立場にもあったが、解散理由の1つは意外なものだった。解散に向けたコメントで、川西は水田の遅刻癖を指摘。「徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました」と明かした。一方、水田も「きっかけは、3年程前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったことでした」と認めている。
実は3年前どころではなく、ずいぶん前から水田の遅刻は問題視されていた。10年、水田は自身が主催したトークライブに遅刻。夜9時スタートにもかかわらず、なんと寝坊で遅刻。吉本からは無期限謹慎処分を受けた。また、19年にはタクシーの運転手が道を間違えたことが原因というが、昼の生番組に遅刻したこともあった。時間に余裕を持って楽屋入りすれば遅刻は防げたはずだ。
そんな時間にルーズすぎる水田だが、自分が待たされる側になると辛抱がきかないようだ。
「18年3月放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に和牛が出演し、水田は驚きのエピソードを披露しました。ランチタイムに水田は後輩と飲食店を訪れ、それぞれ別のものを注文。後輩の料理が先に来て、水田が注文したものはなかなか来なかった。水田は店員を呼び、あと何分でくるかと尋ね、『7分』と告げられたそうです。すると水田はストップウォッチで時間を計り始め、12分が経過しても料理がこなかったので、業を煮やしてお金を払って店を出たことを明かしました。料理は手間の違いなどで提供時間に差が出ますが、ストップウォッチで計るとは、ちょっとやりすぎの気もします」(芸能記者)
川西も水田の遅刻をストップウォッチで計りたかったかも。
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Source: 芸能トピ