今月7日には人気ロックバンド「X JAPAN」のベーシストHEATH(ヒース)さんが55歳で死去していたことが判明するなど、ミュージシャンの悲報が相次いでいる。
今年、天国へと旅立った主なミュージシャンは以下の通り。
▽高橋幸宏さん(享年70) 1980年代に3人組バンド「イエロー・マジック・オーケストラ」(YMO)で世界的ヒット曲を生み出した。正確無比なドラムテクニックを誇った。ソロでも活躍した。1月11日に死去した。
▽燕真由美さん(享年62) 姉の奈緒美と1970年代、双子の女性アイドルデュオ「ザ・リリーズ」として活躍。ヒット曲「好きよキャプテン」で知られた。1月24日、脳腫瘍のため死去。
▽鮎川誠さん(享年74) ロックバンド「シーナ&ロケッツ」のボーカルでギター。1月29日、膵臓がんのため都内の自宅で死去。長女はモデルの鮎川陽子。
▽恒岡章さん(享年51) 90年代に社会現象を巻き起こした人気ロックバンド「Hi-STANDARD」のドラマー。2月14日に死去した。
▽岡田徹さん(享年73) ロックバンド「ムーンライダーズ」のキーボード担当。2月14日、心不全のため死去。4月のステージのため、リハビリに励んでいるさなかの悲報だった。
▽黒田隼之介さん(享年34) 4人組ロックバンド「sumika」ギタリスト。2月23日に死去した。死去前日にもSNSを更新していた。
▽黒崎真音さん(享年35) アニソン歌手。2月16日、持病の悪化で死去した。21年9月には配信ライブ中に倒れて救急搬送、硬膜外血腫で緊急手術を受けた。その後、復活ライブも行っていた。
▽西村香景(かけい)さん(享年61) 男性路上パフォーマンス集団「一世風靡セピア」のメンバー。2月25日に死去した。若くしてがんが見つかり、複数回手術を受けていた。哀川翔、柳葉敏郎らセピアのメンバーがお別れに集結した。
▽坂本龍一さん(享年71) YMOでシンセサイザーを使った斬新なテクノミュージックを引っさげ、世界的ヒット曲を生み出した。88年には米映画「ラストエンペラー」で、米アカデミー賞作曲賞を日本人として初めて受賞した。3月28日、都内の病院で死去。 晩年はがんとの闘いの中、最後まで創作の手を止めなかった。
▽akiさん(享年52) 「黒夢」とともに名古屋のロックシーンを彩ったビジュアル系ロックバンド「Laputa(ラピュータ)」のボーカル。2004年の解散後はソロとして活躍した。8月29日、急病のため死去した。
▽谷村新司さん(享年74) フォークグループ「アリス」のメンバーで、シンガー・ソングライター。10月8日、死去。急性腸炎で療養中だった。ソロでも「昴」「サライ」など数々の名曲を生み出し、山口百恵さんには「いい日旅立ち」を提供した。
▽もんたよしのりさん(享年72) 「もんた&ブラザーズ」のボーカルで、「ダンシング・オールナイト」などのヒット曲で知られた。10月18日、大動脈解離のため死去した。9月にはNHK「うたコン」に出演し、哀愁漂うハスキーボイスを披露したばかりだった。
▽犬塚弘さん(享年94) 1960年代に「クレージーキャッツ」の一員として活躍。俳優としても知られた。10月27日までに死去していたことが分かった。グループ唯一の存命者だった。
▽「BUCK-TICK」櫻井敦司さん(享年57) ビジュアル系バンド「BUCK-TICK」ボーカル。10月19日、脳幹出血のため死去した。同日のコンサートの序盤でふらついて転倒。会場から緊急搬送されたが、数時間後に帰らぬ人となった。
▽「X JAPAN」HEATH(ヒース)さん(享年55) 人気ロックバンド「X JAPAN」のベーシスト。死因などは明らかになっていない。最後に表舞台に立った8月20日のYOSHIKI(年齢非公表)のディナーショーでは元気な姿を見せていた。92年に加入後、確かな腕前でバンドを支えてきた。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/11/11/kiji/20231111s00041000174000c.html
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Source: 芸能トピ