橋本は経費削減の特命を受けて所轄署に派遣された本庁の警察官・一円(はじめまどか)役で、警視庁改革という設定も、経費を削ろうとしているうちに事件を解決してしまうというのも、コメディーとしては面白い。にもかかわらず、この苦戦はどうしてか。
「やっぱり、橋本の芝居がヘタということでしょうかねえ。目が大きくはっきりしたきれいな顔立ちなのですが、そのためどんな役をやっても同じイメージになってしまう。今回も、春ドラマの『王様に捧ぐ薬指』のウエディングプランナーが会計係になっただけ。驚いたり喜んだりの演技は目をパチクリするワンパターンだし、わざとらしいオーバーリアクションも相変わらずです。せりふも一本調子。ドラマの続きをもっと見たいという気になりにくいですよね」(シナリオライター)
■「何を演じてもキムタク」との共通項
潜在視聴率より実際の視聴率が低いということは、「橋本環奈を楽しみに見てみたけれど、がっかりだった」ということだろうか。
木村拓哉は「何を演じてもキムタク」なんて言われるが、橋本を「どんな役でも橋本環奈」と揶揄するドラマ関係者もいるらしい。
目鼻立ちがはっきりしたタレントや役者は、CMやバラエティーでは見栄えがするが、ドラマではどのシーンも似てしまうので、飽きられるのも早い。橋本は「1000年に一人の逸材」なんてはやされる容姿が、ドラマではかえってマイナスになっているのかもしれない。
紅白司会、朝ドラ「おむすび」ヒロインは大丈夫か
NHK紅白歌合戦の司会は適任か(C)日刊ゲンダイ
その橋本は、来年度後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」のヒロインだが、週イチでも見飽きられてしまうのに、毎朝となったらどうなるか。
「平成に元号が変わった最初の日に生まれた能天気な女の子が、栄養士となって活躍する成長物語ですが、平成ギャル魂を支えに頑張るというコメディータッチで、これまで橋本が演じてきた役と重なります。また、半年間の長丁場なので、その間には笑いあり涙ありになるのでしょうが、彼女は悲しい芝居が苦手です。さめざめと泣くシーンでも、切ない思いがあふれるというより、大きな目から涙がポロリなので、子どもが泣いているように見えてしまう。朝ドラは橋本にとって正念場です」(前出のシナリオライター)
さらには、大みそかに去年に続いてNHK紅白歌合戦の司会も務める。やはり潜在視聴率の高さを見込まれての起用だろうが、こちらは出演歌手・グループとのおしゃべりや、歌とダンスの共演なので、橋本はむしろ得意だ。
同じく司会を担当する有吉弘行、朝ドラ「らんまん」で人気となった浜辺美波も潜在視聴率は高い。今年の紅白は数字を持ってる3人がかりで、人気低落に歯止めをかけようという思惑らしい。
橋本環奈は「何をやっても橋本環奈」…主演ドラマ「トクメイ!」ではっきりした演技ベタ
https://news.yahoo.co.jp/articles/835a02c5bc774caf8ed416c4c4102b2793c63f0b
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Source: 芸能トピ