消息不明の元プロレスラー・中西学、ガソリンスタンドで働いていた。54歳で初の一般職という挑戦

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1: なまえないよぉ~ 2023/11/03(金) 13:37:56.48
 消息不明といわれた“元・野人”こと中西学。自然に返った説も出ていたが、男は愛知で働いていた。持ち味の野性味は社会では不器用さになってしまい、「謝る毎日ですよ」と下を向く。

――ガスステーションには週何日勤務されていますか?

中西:週6日、月曜から土曜の朝8時から夜19時までです。休みの日曜も職場で用事をしたり、プロレス関係の仕事をしたりなので、現役時代よりも今のほうが忙しいかもしれません。

中西:……はっきり言って、迷惑かけっぱなしです。最初のころなんかはお客様の車をこすってしまったり、今でもミスをしては方々に頭を下げて回る日々。そうやって謝って回っているうちに一生が終わってしまいそうやなと(苦笑)。こんなに自分は何もできへんのか、と身に染みています。

中西:生きていかなあかんのでね。現実がわかってきたんです。今思い返せば現役時代、僕のために面倒くさい仕事をしてくれている人たちがたくさんいました。いかに見栄えのいい仕事だけをやらせてもらっていたのか、自分がいた環境のありがたみに気づかされましたね。

――新日本プロレスとの現在の関係はどうなっていますか?

中西:タレント契約をさせてもらっていて、そこから収入もいただいています。獣神サンダーライガーさんの引退以後、そういった新たな契約ができたんです。引退した選手にも手厚くなりました。まさか僕も契約をしてもらえるとは思いませんでしたが……。

――いい会社ですね。プロレスラーのセカンドキャリアも変わりつつあります?

中西:昔のレスラーは「飲む・打つ・買う」の盛んな人が多くて、実社会でまともに働ける人は少なかった。だから引退しても飲食店か用心棒くらいしかなかなか道がなかったんです(笑)。それが今の若い選手はみんな空いている時間はネットを使って情報を集めて、自分に足りないものを勉強している。きちんと一般の社会人の感覚を身につけているコも多い。ただ、僕は不器用なので若いコたちと同じようにいかないですが。

最後に「今の夢は?」という質問に中西は「お客さんに喜んでもらえる仕事ができる、まっとうな社会人になりたい」と答えてくれた。“野人”の魂はそのままに、“社会人”という新たなリングに踏み入った中西学のデビュー戦はまだ始まったばかりだ!

https://nikkan-spa.jp/1947986

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Source: 芸能トピ

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