元ジャニーズひかる一平さんが語る 事務所退所後の苦労と性加害問題について思うこと
ジャニーズのタレントの名前を冠した番組が続々と消えつつある中、「それでも安泰」(テレビ関係者)ともっぱらなのが嵐の櫻井翔(41)である。
日本テレビは先月、「news every.」内で、社内調査の結果を報告。2004年に性加害についてジャニーズ事務所が有罪判決を受けた際に報じなかったことについて「裁判所の認定という報道するべき機会を逃して結果的に被害を拡大させたことは、痛恨の極み」とし、「社内では20年以上前から、怒らせるとキャスティングや取材ができなくなるのではという認識や雰囲気があった」と“忖度”があったことを明らかにした。
そしてニュース番組のキャスターにジャニーズタレントを起用したために「報道が必要以上に慎重になったケースがあった」と非を言いつつも、櫻井の続投を表明している。
この日テレの矛盾する対応にSNS上では「結局、ジャニーズ忖度」「何も変わっていない」と非難のコメントが殺到しているが当然だろう。
櫻井は変わらず「news zero」に出演中だが、櫻井については、元総務事務次官、電通グループ副社長で、マルチメディア振興センター理事長である父・櫻井俊氏(69)の存在が大きいと囁かれている。元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏がこう言う。
「櫻井さん起用に関しては、お父さんがあまりにもテレビ界に影響を及ぼす要職におり、利害関係が強すぎて、日本テレビの一存で判断できない、読売グループとしての政治案件なのでは。櫻井さんの出演する『news zero』の23時枠では、テレビ朝日の『報道ステーション』が視聴率1位。TBSの『news23』が迷走する中、『zero』は数字が安定しているので下手に変えたくないという制作側の意図も見え隠れしています」
■「タレントがキャスターはおかしい」という風潮
日テレはかつては「news every.」のキャスターにNEWSの小山慶一郎(39)を起用していたが、小山は18年に未成年との飲酒が報じられ活動自粛となり番組を降板。その小山は10月14、15日に行われたNEWSのコンサートでの「おまえは“NGリスト”」といった、笑えないジャニーズ問題いじりで炎上中。こんな人物をニュース番組のキャスターに据えていたのだから見識を疑う以前の問題だろう。
「ジャニー喜多川氏の性加害問題以降、潮目が変わり、世論は“タレントがキャスターなのはおかしい”という風潮になっている。ましてやジャニーズのタレントを起用しているとなると問題視されますし、日本テレビとしては爆弾をかかえているようなものです」(前出の鎮目氏)
いまだに続く旧ジャニーズ事務所への忖度。日テレは後ろめたいことが多すぎるのだろう。
櫻井翔は“続投”で安泰…旧ジャニーズをキャスターを起用し続ける日テレの忖度と後ろめたさ
https://news.yahoo.co.jp/articles/9868c9d8fe415a6b4a8460a1d1b0672dee4ab838
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Source: 芸能トピ