■スタッフと俳優として出会い「スーッと結婚」
── 37歳で映画監督の横尾初喜さんとご結婚されました。以前は結婚についてどう考えていましたか?
遠藤さん:自分には無縁だと思っていました。学生時代は、学校を卒業して仕事して結婚…って、当たり前にするものだと思ってたんですよ。でも、ずっと自分には縁がなくて。(※中略)
ところが『田沼旅館の奇跡』という映画で、監督補だった主人と出会って、なんかスーッと(笑)。自然な感じで結婚できた、というか。
── スーッと、とは?
遠藤さん:結婚って、出会いの場に行ったり、コミュニケーションをとって関係性を積み上げていって、家族になっていくという「努力が必要なもの」だと思っていたんです。でも私たちの場合は、特別おしゃれしたり、料理教室に通ったりすることもなく、自然な形で一緒に住むことになったんですよね。
料理もできない状態でつき合い始めたんですが、彼は外食があまり好きじゃないので、必然的に私が料理をするようになって。それこそ調味料から集めはじめました。
最初は、ネットでレシピを調べて、その日のメニューをカレンダーに書いていったんです。「今日はすきやき」「今日はミルフィーユ鍋」とか。それで、夫が食べておいしかったら、カレンダーに「おいしい」って顔を描いてくれて。「しょっぱい」とか、涙目の顔が描かれたりすることもありましたが(笑)。
おいしかったものはまた作りつつ、新たなメニューに挑戦していくということを3か月間したんです。その期間で、料理も覚えつつ、お互いの食の好みもなんとなくわかっていった感じです。
── お互いの好みのすり合わせができたんですね。
遠藤さん:そうですね。ファッションも、私はわりと無頓着で。普段は量販店で好きなのを買って、おしゃれしたいときは張りきって「ZARA」を着る、という感じでした。
一方の夫はファッションが大好きなんです。のちに笑い話として聞いたんですけど、まだつき合う前に、好きなブランドのお店の方に「いいなと思う子がいるんだけど、ファッションがね…」って相談したらしいんです。そしたら、お店の方が「横尾さん、ファッションは変えられますよ」って言ってくれたらしく(笑)。そんなわけで、着るものはもう夫におまかせしちゃっています。
■夫のひと言で服を全処分「かえってすっきり」
── 遠藤さんのお洋服はご主人のセレクトなんですね。
遠藤さん:そうなんです。以前、私が誕生日プレゼントとしてベルトやアクセサリーを買って渡したこともあったのですが、「こういうのは自分で買うから大丈夫だよ」って言われて、全部処分されちゃったり(笑)。
── なんと…!
遠藤さん:私が元々持っていた服も、結婚前に「一緒に住もう」となったときに、彼が私のクローゼットを見て「ちょっと処分しようか」と(笑)。当時、私はネパールとかインドのアジアンテイストの服が好きだったんですけど、独特のオリエンタルな香りがするじゃないですか。私は平気だったんですけど、彼は少し気になったみたいで。
それでゴミ袋を買ってきて、いるものといらないものとを分類していくうちに、結局全部手放すことに…。まぁ、クローゼットがきれいになってすっきりしたんですけど(笑)。
それで、彼が「ここから揃えていくね」って。結局、夫が全部服を選んでくれました。
── 全部処分されてしまって、大丈夫だったんですか…?
遠藤さん:全然大丈夫でした(笑)。革の服も持っていて、デザインがかわいくて気に入ってたんですが、ボロボロで。夫が「かわいいのはわかるけど、これもう着られないよね?」って。そんなのが多かったので、処分することになってかえってよかったかもしれない、と思ったほどで。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
取材・文/市岡ひかり 写真提供/遠藤久美子
10/14(土) 17:01 CHANTO WEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a5ee6d8757049a1c48a143987c00dc9bb684af7
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Source: 芸能トピ