「(芸能界の)いろいろなところで(未成年への性加害が)あったといううわさも聞こえなかったわけではない。例えば、未成年の女性に対してそういうことがなかったのか」と。ジャニーズ事務所の創業者ジャニー喜多川氏の未成年者への連続性加害は、世界最悪級として世界中にも伝えられる。まさに「鬼畜の所業」(東山紀之新社長)だが、日本の芸能界全体に目を向けると、どうなのか。業界歴の長い広告プロデューサーがこう言う。
「もともと、テレビをはじめ、いわゆる芸能界は性(加害者)の巣窟です。たとえばある有名企業のトップ、すでに故人の方なのですが、やりたい女性をブラウン管で物色していた。『こいつ連れてこい!』と指を差すと、そのタレントが生放送の数時間後に呼び出されていたなんて話はザラ。そうやってタレントを差し出す芸能事務所にとって、タレントは金を稼ぐための道具で、テレビはそのタレントの商品価値を高めるための手段。それを買う企業のトップとが三つ巴となってきたのが日本の芸能界なのです」
ジャニーズでのような未成年者への性加害も、横行していたのか。ある芸能プロ社長兼プロデューサーはこう言う。
「たとえば某民放キー局が、レコード会社とともに借りていた都心のホテルの部屋。アイドル育成のため、アイドルを目指す少女らの衣装などが置かれていたのですが、そんな夢見るタマゴたちにダンスを教える振付師でスタイリストは『やり部屋』にしていた。ジャニー喜多川氏がテレ朝の局の敷地内の建物の一室を『レッスン場』と称して、アイドル志望者たちを集めて、餌食にする相手を物色していたのと同じ構図ですね」
ジャニーズの場合、芸能界でのアイドルデビューの夢をかなえたくて、ジャニー氏のもとへと向かったあまたの少年たちが毒牙にかけられた。猥褻極まりない手で体をまさぐられても、デビュー話を目の前に吊りさげられ、拒絶してそれが雲散霧消してしまうこととの葛藤のなかで、被害に遭っていた。
「ダンスはアイドルグループになろうとする少女たちにとって、憧れとともに、できなければならない必須科目のようなもの。振付師からダンスを教えてあげるなどと唆されて被害に遭った。彼女たちの心境はジャニーズJrたちと同じで、業界に人脈もある大人なのだから、これに耐えたら、デビューの夢がかなうと葛藤していた。実際は性のはけ口にされて、泣き寝入りということになっているのは数え切れないほど」と続けた。
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Source: 芸能トピ