化粧品メーカー「アルビオン」、ジャニーズ契約を見送り　継続宣言から一転

化粧品メーカー「アルビオン」がジャニーズとの新契約見送り　社長は継続宣言していたが…

　化粧品メーカー「アルビオン」が15日、「ジャニーズ事務所に対する当社の対応について」という文書を発表し、ジャニーズ事務所所属タレントの広告について「十分な改善が認められるまで、新たな契約や起用は見送っております」と明かした。ウェブサイトや店頭の販促物の撤去などは予定していない。

「事務所の適切なガバナンス体制の確立を注視してまいります」とする一方で、タレントやスタッフが活躍の場を失ってしまうことも懸念しており「現在の所属タレントの皆様や、そのマネジメント機能については、他社への移籍や、ガバナンス体制の整備された別組織の設立などの方策によって、早急に対応すべきであると伝えていく所存です」と提言した。

　アルビオンは「Snow　Man」の渡辺翔太を広告に起用している。同社の小林章一社長は9日、X（旧ツイッター）でファンからの質問に答える形で「継続予定です！」と続投を宣言。ところが11日になって「大変残念ですが暫くの間ポストはお休みさせていただくことになりました」とし、当該投稿を削除していた。

　15日にはアルビオンの親会社の化粧品大手「コーセー」も声明を発表した。アルビオンとほぼ同様の内容で、ジャニーズ事務所は補償に専念し、所属タレントなどには他社への移籍や別組織の設立を提言した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/19f8b3cd2bb0916bcab327a552cda53436507d3f