番組では、ジャニーズ事務所の創業者で元社長のジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題で、同事務所が7日に都内で会見を行い、社長を務めていた藤島ジュリー景子氏が性加害を認め、謝罪したことを報じた。
ジュリー氏は5日付で社長を辞任。代表取締役にとどまり、被害者への補償に当たる。後任社長には所属タレントの東山紀之が就任し、年内で芸能活動から引退する。東山はジャニー氏による性加害を「人類史上最も愚かな事件。鬼畜の所業」と非難した。
スタジオでメインパーソナリティーで俳優の石原良純に喜多川氏の「性加害」について「あえて聞かせていただければ、リーダー的にはそういうものを感じていたことってあるんですか?」と聞かれ「15歳で事務所の入ったんですけど、当時は地元が奈良県で新幹線で通う日々だったんですけども、今のようにインターネットとかスマホがない時代だったんで、ジャニーズ事務所の社長が性加害を行っている人物だという情報が入ることもなく過ごしておりました」と明かした。
続けて「やはり、ジャニーズJr.だったので仕事ってあるわけでもなかったんです。レッスン生だったので、後にちょっとづつ仕事が増えてそれに本とか出版物、周りの話とかで性加害の情報などが入ってくることになるんですけども、ただ、育ての親でもあるジャニー氏、現場でのいろいろクリエイティブなプロデュースしたり演出したりというジャニー氏と性加害の人物という闇の部分がイコールすることが当時、10代の自分には結びつかなかったことがありまして、なかなかそこは、まさかという思いがあったのは事実です」と明かした。
さらに石原に「今、性加害の事実を知って、どんな思いでジャニー喜多川氏のことを思われていますか?」と聞かれ「2019年にジャニー氏が倒れ、亡くなるわけですけども、その当時、毎日、誰かがタレントが病室に見舞いに行って意識はなかったんですけど、励ましたりという日々があって、そして亡くなり、ジャニー氏の遺志を継いでいこうとタレント一同介してお別れ会をしたり、そういう思いで今後は第2章じゃないですけど、ジャニーズ事務所を支えて自分たちで切り開いていこうという思いがありました」とし「その遺志を継いでいこうと思っていたのですが、今回このようなことになりまして、みなさま、被害者のみなさまに本当に多大なご迷惑をおかけして正直、ジャニー氏に対してはいろんなものをいただきましたが、こんな負の遺産を残してどうしてくれるんだという思いが正直あります」と明かした。
続けて「後に残った人間、東山新社長の体制で対応していくとは思うんですが今後。後に残された者に対して自分たちが何ができるかってなかなかいきなりは難しいと思うんです。会見の内容については、いろいろとそこはどうなんだとか、ふに落ちない意見もたくさんあると思うんですが、ようやく被害にあわれた方にとっては何十年も我慢されて、今も傷が癒えない方もたくさんいらっしゃるとは思うんですが、まずは第一歩を踏み出したという部分は自分自身も含めて頑張っていかないといけないと思います」と明かした。
スポーツ報知2023年9月9日 6時47分
https://hochi.news/articles/20230909-OHT1T51028.html
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Source: 芸能トピ