イベントは2005年から毎年夏に開催されており、アニサマの愛称で人気だったが、今年はチケットがダダあまり状態。危機的状況になっている。
「2005年の第1回は、代々木競技場第一体育館で開催され、14組21名が出演。来場者は約1万人だった。その後、来場者数は徐々に増加し、13年に3日開催になってから8万人を突破。19年には約8万4000人を動員した。
その後、コロナの影響もあり、21年は約1万5000人と激減したが、昨年は約6万人にまで盛り返している。しかし、今年のチケットの売れ行きを見る限り、5万人に届かない可能性もあるかもしれない」(芸能ライター)
チケットが売れない一番の理由は、どうやら参加アーティストにあるようだ。
「今年は上坂すみれや内田真礼などの人気声優が出演するものの、目玉となる出演者がいない。昨年は最終日に松平健やWANDS、大黒摩季が出演し、かなりの盛り上がりを見せたのですが…」(同・ライター)
アニソン歌手の居場所がない?
ファンからは《中堅声優が知らない曲を歌っている祭典》《声優カラオケ大会》などと揶揄する声が上がっている。
「アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の結束バンドや、YOASOBI、『呪術廻戦』のOPを担当したKing Gnuらが出演すれば、一気にチケットが爆売れしたのでしょうが、今のままでは中途半端感は否めない」(同)
YOASOBIがシークレットゲストだと勘ぐるアニメファンも多く、《シクレで出て欲しいなぁと思うアーティストはYOASOBIと結束かなぁ》《よく分からんけどYOASOBIシクレで出てきそう》《アニサマのシクレはYOASOBIかAdoしかない》といった憶測も飛び交っている。
現在のアニソンは、米津玄師やAdoなど一般アーティストがヒット曲を連発しており、かつて人気だった声優やアニソン歌手の割合は減少している。
アニメ人気は世界中に広がっているが、業界内には複雑な想いを抱えている人も多そうだ。
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Source: 芸能トピ