カーリング女子日本代表として2018年平昌五輪で銅メダル、22年北京五輪では銀メダルを獲得したロコ・ソラーレの藤澤五月が7月22日、茨城県で行われたボディメイクコンテスト「MOLA CUP」のビキニクラスに出場。ノービスで3位、オープンでは2位となった。
初めての挑戦での好成績もさることながら、カーリングのときとは一変した、鍛えに鍛え上げた身体は、国内外で大きな反響を呼び続けている。
約2カ月半で「見違えた」驚異の肉体
大会を主催したFitness World Japan(FWJ)の公式YouTubeチャンネルは、藤澤のインタビューが行われている。
その中で藤澤は出場した理由をこのように語る。
「ボディメイク系の方のYouTubeを見るのが好きで、YouTubeでいろんな方のボディメイクを見て、いつか出てみたかったです」
出場にあたってはロコ・ソラーレのチームメイトにも相談したという。
ロコ・ソラーレの一員として5月上旬までカーリングの大会に出場していた藤澤は、そののち、今回のコンテスト出場へ向けて準備してきたことになる。約2カ月半で「見違えた」と言わしめるほど鍛えることができたということでもある。
思い出す、「カーリングはスポーツじゃない」という中傷
同時に、「もともと職業柄トレーニングするのが大好きというのもあって」と藤澤が話しているように、カーリングに取り組む中でトレーニングを積み重ね、下地ができていた点も大きかったのではないか。
藤澤に限らずロコ・ソラーレの選手たちをはじめ、カーリングの選手たちは相当なトレーニングを積んで競技に打ち込んでいる。
一方で、それがあまり知られていない側面も今回のニュースとともに気づかされることになった。
「カーリングの選手がよくあれほどの筋肉を……」
といった反応をいくつか耳にしたからだ。それらの言葉には、カーリングとトレーニングがあまり結びついていない、つまり相対的にそこまでトレーニングを要しない競技であると捉えているニュアンスが含まれているようだった。
そこから思い出されるのは、かつては「カーリングはスポーツじゃない」と中傷する声も決して珍しくなかったことだ。
「カーリングにフィジカルは関係ない」という偏見
2006年のトリノ五輪に出場し日本中にブームを起こした日本代表のスキップだった小野寺歩(2002年ソルトレイクシティ、2014年ソチ五輪にも出場=ソチでは小笠原歩)は大会直後にこう語っている。
「『あんなのスポーツじゃない』とか中傷する話も耳にしていました。自分はプライドをもってカーリングをやっている。そう言われるのが悔しかった」
これは一例に過ぎない。ほかにも「カーリングはスポーツじゃなくてゲーム」みたいな言われ方を聞いた、という選手の話などもある。
スポーツじゃない、というように受け止めるのは、おそらくは身体面、フィジカルといった部分がそこまでかかわっていないように見えているからではないか。
続きはソースで
https://number.bunshun.jp/articles/-/858231
https://pbs.twimg.com/media/F1nawv_aAAAPWaA?format=jpg&name=large
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20230724-06234691-nnn-001-1-view.jpg?exp=10800
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Source: 芸能トピ