「セクハラ大魔王」は「番組審査室」の冨永勝也(59)。番組のコンプライアンスを担当していたという。冨永氏は灘高、早稲田大学を経て、1989年4月、テレ朝に入社。現在の社内資格は「M4」となっている。一般企業なら副部長クラスだとか。
被害に遭った女優(25)によると、冨永氏と初めて会ったのは2020年2月。当時のマネジャーに引き合わされた。その4カ月後、冨永氏から誘われ、東京・三軒茶屋のライブバーで再会する。
「マネジャーは私のことを“なにかチャンスがあったら使ってやってください”と売り込んでいました。すると、冨永さんは“いい話があるよ”と。ある漫画の実写版の制作が予定され、“主役は決定済みだけど、別の役で入り込めるかもしれない”とのことでした」
キャスティングをチラつかせたあとは、下ネタのオンパレード。
「出し抜けに、冨永さんから“下の毛は剃ってる?”と訊かれました。“最近は脱毛する女性が多いですからね”と誤魔化すと、“じゃあ、ワカメ酒はできないのか”と残念そうな素振りを見せました。同席した人たちは“この人がコンプラ担当って、テレ朝も終わってるな”と半ば呆れ顔でした」
それ以降も、仕事が貰えるとの期待からたびたび冨永氏と対面したが、セクハラ被害には遭わなかった。
「豹変したのは、一昨年9月です。その日、マネジャーを介さず、冨永さんから直接、“芸能関係の人が来るから、銀座のスポーツバーに顔を出さない? あなたが今度出演する舞台の集客もできるよ”と誘われました。イベント会社の社長らと一緒にソファーでお酒を飲んでいると、隣の冨永さんがいきなり顔を近づけ、キスをしてきた。“やめてください”と顔を背けても、冨永さんは“いいじゃん、いいじゃん、1回だけ”と」さらに、「一緒に踊ろう」と冨永氏にフロアへと引っ張り出された。
「週刊新潮」2023年6月29日号「MONEY」欄の有料版では、冨永氏によるセクハラを詳報する。
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/06291120/?all=1
2023年06月29日
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Source: 芸能トピ