番組はこの日、「“頭がいい”とはどういうことか」をテーマに進行。
街の声などでも「頭がいい=IQ(知能指数)が高い」と考えている人が少なくないことから、「6年以上前に測ったときはIQ135ありました」と語る原西が登場し、知能指数の検査で問われる「流動性推理」(未知の状況に対して答えを導く問題解決力)、「ワーキングメモリー」(情報を一時的に記憶し処理する能力)、「言語理解」(ことばを聞いて理解し考える力などに関わる能力)について、IQが高い人はこうした能力が本当に優れているのか、検証を行った。
結果は「流動性推理」「言語理解」には高い能力を発揮、「ワーキングメモリー」では好結果とはいかなかったが、専門家によると、当然、IQが高くても得意・不得意の分野はある、とのこと。原西の場合、「流動性推理」「言語理解」については、答えを導き出すスピードの速さに、スタジオの面々は驚きの声を上げるほどだった。
なお、番組に登場した専門家は「IQが高い=頭がいい」という考え方には「私は否定的です」とコメント。
そもそもIQとは「1905年にフランスのアルフレッド・ビネという心理学者が開発したもの。その目的は学校教育が浸透していく中で、特別な支援が必要な生徒を見つけ出すこと」であり、専門家は「知能検査やIQの本来の目的は、人より苦手な分野があることや、(勉強の)進みが遅いことなどといった、その子の個性を理解し必要な支援を与えるヒントにする、ということ」「人間の知能の限界を計測しようとか、そういう目的で生まれたものではないので、IQの高さだけで頭のよさを議論するのはお門違いだなというふうに思いますね」と語った。
https://www.narinari.com/Nd/20230680496.html
2023/06/27 17:43
https://cdn.narinari.com/site_img/photox/202306/27/20230627029.jpg
続きを読む
Source: 芸能トピ