クリスマスイブ、それは1年の中で最もロマンティックで、誰もが心躍らせる特別な1日。寄り添う恋人たち、サンタクロースを待ちきれない子どもたち、そして、再会を信じて約束の場所へ駆ける人たち…。今作は、人々が思い思いに過ごすクリスマスイブという“たった1日”の出来事を1クールかけて描く謎と愛と奇跡の物語。
主人公は別々の人生を歩んできた、全く関わりを持たない3人の男女。劇中では、3人の物語が同時並行で進行し、次第に運命の交錯へと導かれていく。聖夜が終わり、時計の針が再び午前0時を指した時、彼らの目の前に広がる光景とは。第1話から張られる伏線は、最終話ですべて回収され、映像、セリフ、表情すべてがヒントとなるという。
12月24日午前0時の横浜、聖夜の訪れに人々は浮き足立ち、真夜中にもかかわらず、街は喧騒(けんそう)の真っただ中にあった。鳴り響くクリスマスソング、恋人たちが集う巨大なクリスマスツリー、そしてライトアップされた赤レンガ倉庫。きらびやかな光の陰に隠れるように、横浜・山下埠頭(ふとう)で銃殺事件が起きる。
容疑をかけられたのは記憶喪失の男・勝呂寺誠司(すぐろじ・せいじ/二宮)。埠頭の一角で目を覚ますと、目の前に頭部を撃たれた死体が横たわっていた。自分がこの男を殺してしまったのか、不安と恐怖に襲われる中、パトカーのサイレン音が聞こえ、落ちていたスマホからは「早く逃げろ!」と男の声がする。警察に追われる逃亡犯になった誠司は、失われた記憶をたどりながら事件の糸口を探っていく。薄れゆく記憶の中には大切な人との約束があった…。
時を同じくしてクリスマスディナーの準備に追われていたのは、頑固な孤高のシェフ・立葵時生(たちあおい・ときお/大沢)。横浜・関内界隈(かいわい)で愛される三代続く老舗レストランで、初代の頃から80年受け継がれてきた秘伝のソースを求めて遠方から足を運ぶファンも少なくない。妻を亡くして以来、「もう二度と誰も愛することはないだろう」と孤独な人生を歩んできたが、一度だけ、一瞬の恋に落ちたことがあった。だが、それでも脇目を振らず仕事に打ち込んできた時生。この日もクリスマスイブの予約は満席で朝から仕込み作業に追われていたが、突然店に見知らぬ男が侵入してきて…。
一方、銃殺事件の現場に直行したのはローカルテレビ局「テレビ横浜」の報道キャスター・倉内桔梗(くらうち・ききょう/中谷)。理想の報道を追求し続け、自らの企画で立ち上げた報道番組「報道フォーカス」を10年間キャスターとして背負ってきた。しかし、突如番組の打ち切りを告げられ、料理番組への異動を言い渡されてしまう。恋を捨て、プライベートを捨て、仕事に生きてきた彼女に突きつけられた残酷な現実。非情な通達に納得などできるはずもないが、腹をくくり“最後の事件”を追う。独身を貫いてきた彼女もまた、心の中に忘れられない人がいた。
同時並行で進む3人のクリスマスイブの1日。無関係に見える3つの物語がどのように交錯し、どんなエンディングへ向かっていくのか。
以下全文 オリコン
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f9fb5e0a6d0c9f1f374d0bf9ed0bef4475d191c
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Source: 芸能トピ