高橋被告はこれまで何度か入院している。その理由が衝撃で、父親はこう明かした。
「たぶん覚醒剤による精神障害があるということで、それがときどき出てくると。頭の中で別の人間がいて、その別な人間と会話をして、それが時には大きな声でやり取りをするというような状況が出てきまして、そうなったときはもう危険だということなので、お医者さんに相談して入院させるということなどですね。若い時からときどき、そういう症状が出るという…。ま、もっと言えば神様と話してるというようなことを言ったりもしますが、ま、そういう時があります」
昨年9月の逮捕前は「極端な例はなかったように思います」とのことだが、逮捕の直前に連絡してきた高橋被告は「相当動揺していた」という。父親はその時の通話内容も明かした。
「『都内のホテルにいるんだ』ということと、『今回のことは自分も大変なことをしちゃったので、大変なことになる』ということで、ま、言ってみれば『ホテルの屋上辺りから飛び降りたいんだ』と。『もう死にたいよ!』ということですね」
そこで父親は、高橋被告が当時通院していた精神科病院へ行くよう勧めたという。高橋被告は翌日、知人と病院へ行き、入院手続き。高橋被告の居場所を知らない警視庁の捜査員に、病院の場所を教えたのは他ならぬ父親だった。
高橋被告は最近、名だたる〝薬物有名人〟らが頼った専門医の精神鑑定を受け、医師にはその際「『神様の声が聞こえる』って話」をしたとこの日、告白した。弁護人があらためて詳細を尋ねると、こう答えた。
「見えないものが見えたりは、そこまではないと思うんですけど、声は聞こえる。20歳ぐらいから聞こえてますけど、10年ぐらい聞こえてない時期があって、最近また4~5年前(から聞こえている)」
弁護人の「毎日聞こえるの?」という問いには「はい」と即答。「今も聞こえてます」と真顔で語る高橋被告は、弁護人に「じゃ例えば今日は?」と聞かれ「ま、普通に『おはよう』とか挨拶とか…」と答えた。
弁護側は高橋被告の精神鑑定書を証拠申請したが、裁判長は「証拠調べの必要がないものとして却下」。ならばと弁護側は前出医師を情状証人で出廷させたいと頼んだが、それも一蹴された。
東スポWEB
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Source: 芸能トピ