「その日『あさイチ』では、過去のNHK連続テレビ小説、通称“朝ドラ”の主題歌を振り返るコーナーがありました。朝ドラファンとして知られるサバンナの高橋茂雄さんがMCを務め、メインで取り上げられたのは、’21年に放送された『カムカムエヴリバディ』。歌手のAIさんによる主題歌『アルデバラン』の誕生秘話や、“神回”といわれている名シーンについて言及したんです。SNSでは《思い出して感動した》《やっぱりカムカムは最高だったな》と称賛の声が相次ぎ、Twitterでは『あさイチ』や『アルデバラン』など、複数のワードがトレンド入り。大きな反響がありました」(テレビ誌ライター、以下同)
出演作のすべてが名作の女優
’61年の『娘と私』以降、数多くの朝ドラが放送されてきたが、そのすべてが名作といわれているわけではない。
「現在放送中の『らんまん』は、初回視聴率こそ苦戦しましたが、回を追うごとに評判が良くなり、視聴率も上昇してきています。ただ、その前の『舞いあがれ!』は振るわず。前々作の『ちむどんどん』に至っては、Twitterで“ちむどんどん反省会”というハッシュタグが作られ、視聴者のツッコミが毎日絶えないほどの不評ぶりでした」
天下の朝ドラとはいえ、人気が出るかどうかは内容次第。しかし過去作を振り返ると、出演した朝ドラがすべて“名作”認定を受けている女優がいたと、SNSで話題に。
「その日の『あさイチ』にも出演していた濱田マリさんですよ。’92年に『モダンチョキチョキズ』というバンドのボーカルとしてデビューし、現在は女優として活動しています。彼女は複数の作品に出演しているのですが、まず、“朝ドラ史上最高傑作”といわれることも多い、’11年放送の『カーネーション』で、髪結い店を営む近所の女性役を演じています。
その後は、外国人の女性を初めて主演に据え、大きな話題を呼んだ’14年放送の『マッサン』でおせっかいなご近所さん役。そして『カムカムエヴリバディ』では、主人公を娘のようにかわいがるクリーニング店を営む夫婦の妻役を務めています。この3作はどれも根強いファンが多いんです。朝ドラに複数回出演している人は多数いますが、出演作のすべてが名作というのはなかなか珍しいことですよね」(テレビドラマ研究家、以下同)
濱田はこの3作品で、主人公を取り巻く脇役を務めている。
「濱田さんが演じる役に共通しているのは、主人公の面倒を明るく見守るような、“近所のおばちゃん”的な役だということ。脚本の内容や、主演俳優の力はもちろん大きいでしょうが、濱田さんの演技力が作品に温かみを添えているのも、“名作認定”に一役買っていますね。巷では、“朝ドラに濱田さんが出れば、それは名作になる”と、“法則”にしている人もいます(笑)」
濱田がまた朝ドラに出演すれば、もう“反省会”は必要なくなるのかも!?
6/7(水) 6:02配信 週刊女性PRIME
https://news.yahoo.co.jp/articles/452ae0094306e2d4ddefe582e95a7672c87d429d
濱田マリ
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20230607-00028146-jprime-000-1-view.jpg?exp=10800
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Source: 芸能トピ