霜降り明星・せいや(30)は、中田が動画内で相方の粗品(30)の名前を出したこともあって、《真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな 中田》と“激怒ツイート”を投下。
それに対して、中田の相方の藤森慎吾(40)が《最後のほうとか、ああいうのは蛇足。なんか不用意に別に煽る必要ないし、単純にやっぱ目上の人に対してその失礼な物言いはしちゃいけないのかなって俺は思う》と、急遽、フォローする展開に。
張本人の松本も、5月30日に《テレビとかYouTubeとか関係なく2人だけで話せばいいじゃん 連絡待ってる!》と、中田に向けたと思われるツイートをしたが、以降もピリついた様相を見せている。
しかし、これらの芸人たちの所属事務所(中田は2020年に退所)である「吉本興業」の内部では、意外にも冷めた声であふれているという。吉本興業関係者はこう話す。
「今回が初めてじゃないですよ。過去にも中田は、松本に対して同じような発言をしているので、私も『あ、またか』と思いました。
ただ、中田の提言の内容を見てみると、『うまく逃げ切ろうとしているな』と感じました。彼が批判しているのは、松本本人についてじゃないし、松本の芸人としての姿ではないですよ。松本を頂点にした、テレビ局の番組作りや、吉本の体制を批判しているのです。
松本自身も、自分が『おもしろくない』と言われたら、もっとムキになるでしょうが、周囲の忖度はどうしようもない。吉本も、この騒動で強く抗議などしたら、『やっぱり松本への忖度だ』と言われるし、ギリギリの線を狙ってきましたよね」
一方で、最近のお笑い界について“松本一強”を疑問視する声は、ほかにもあった。お笑い賞レースで予選の審査員も務める、構成作家のひとりはこう語った。
「むしろ中田は、松本を意識しすぎではないか……と思いましたよ(笑)。
一世代前なら、松本が“崇拝の対象”だったのは納得でしたけど、いまの若手芸人は、崇拝というより語り継がれてきた“生ける伝説”という感じで見ていると思います。実際に20代の芸人に聞いてみると、『M-1グランプリ』を意識しているのは当然ですが、自分が見ていたときの『M-1』で活躍していた千鳥、笑い飯というあたりの芸人があこがれの存在なんですよ。
松本に関しては、そのあこがれの芸人のほとんどが『ダウンタウンにあこがれていた』と言うのを聞いて、それで尊敬している、という感じですね」
もはや若手芸人にとって、テレビで見るダウンタウンは「大御所MC」であり、すご腕の漫才師という印象ではないようだ。
「遠くて高いところにいるのは間違いないと思いますが、少し前の感覚でいえば『欽ちゃん』や『ドリフ』といった存在になりつつあるのでしょう」(同前)
YouTubeで大活躍している中田の感覚すら、意外と古かった?
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8ef97c44b89cf96e420438b30cfe70977abc818
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Source: 芸能トピ