マッチが人知れず病と闘っていた。
頸椎症性脊髄症は頸椎(首の骨)が変形し、脊髄が圧迫されることで、さまざまな神経症状が起きる病。複数の関係者によると、近藤の場合は約10年前から手の震えやしびれが表れ、手が熱を持ち、感覚がなくなることもあったという。
ライブで歌唱時は気を抜くとマイクを落としそうなほど。だましだましで乗り切ってきたが、今後も歌手、そしてKONDO RACINGの代表兼監督として万全の体調で臨むため、2週連続でレースのないタイミングで大きな決断をした。
医師からは「手術を受けるしかない」と診断されており、8日に入院後、5時間に及ぶ手術を受け、18日をめどに退院予定。退院後は順調なら日常生活に支障がないといい、5月20、21日に大分・日田市のオートポリスで開催されるスーパーフォーミュラ第4戦での復帰を目指す。
歌手としては、6月10日に東京・明治神宮外苑総合球技場で行われ、ゲスト出演する「葉加瀬太郎 音楽祭」が復帰ステージになる見込み。7月19~21日には、東京・かつしかシンフォニーヒルズで自身のバースデーライブが控えている。
近藤は2021年4月にジャニーズ事務所を退所後、同11月の歌手活動再開から1年余りでのライブ公演数が計36カ所60公演に上った。今年に入てからも3月の中野サンプラザ〝単独ラスト公演〟などで7都市を回り、精力的に活動してきた。
一方、レース業も絶好調。今月4日にSUPER GT第2戦のGT300クラス決勝でKONDO RACINGが優勝。先月には元F1ドライバー、中嶋悟氏(70)の後任として、全日本スーパーフォーミュラ選手権などを開催する日本レースプロモーション(JRP)の取締役会長に就任し、年齢を感じさせない〝二刀流〟の活躍を見せている。
近藤の所属事務所、エムケイカンパニーは本紙の取材に「入院して手術を受けることは事実ですが、詳細についてはお答えできません」と回答。マッチが笑顔で戻る日をファンは待っている。
★頚椎症性脊髄症(けいついしょうせいせきずいしょう)
頸椎の加齢により椎間板の変性が進み、脊柱管にある脊髄が圧迫される疾患。骨がとげ状に大きくなったり、骨の出っぱりを形成することや靭帯が厚ぼったくなることで、両手足の痛みやしびれなどの神経症状を引き起こす。中高年に多く、軽症な場合は痛み止めの薬などで治療するが、運動神経まひなどが現れると脊柱管を拡げる手術が必要になる。
5/7(日) 3:00配信 サンケイスポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/86ceaf7215d338917bf981f8b0d64cd3c0fd601b
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Source: 芸能トピ