『ルパン三世 カリオストロの城』は何がスゴかったのか?

エンタメ
1: なまえないよぉ~ 2023/05/05(金) 12:02:55.00
 宮崎駿の長編初監督映画『ルパン三世 カリオストロの城』(以下、『カリ城』)が、5日に日本テレビ系「金曜ロードショー」で放映される。1979年に劇場公開され、翌年以降から度々テレビ放映されてきたが、宮崎作品としても、「ルパン三世」シリーズとしても、そして日本映画としても屈指の名作の本作は、何度見ても面白い。その魅力はさまざまに語られてきているが、あらためて面白さやスゴさに注目してみた。

 1977年に放送開始した「ルパン三世」のテレビアニメ第2シリーズの高視聴率を受けて製作された劇場版第1作『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』は、1978年12月16日に公開されて大ヒット。翌1979年12月15日に公開されたのが、劇場版第2作『カリ城』だった。いまや世界的巨匠の宮崎だが、『カリ城』制作当時は知る人ぞ知る存在で、一般的にはほぼ無名。当時は1974年放送のテレビアニメを再編集した1977年公開の劇場版『宇宙戦艦ヤマト』の大ヒットによりアニメブームに火が点き、翌1978年にはアニメ専門誌の草分け的存在である「アニメージュ」(徳間書店)が創刊。クリエイターにスポットを当てた同誌などによりアニメスタッフが注目され始めたが、アニメファンにとっても『機動戦士ガンダム』(1979~1980)の富野喜幸(現・富野由悠季)や安彦良和などに比べると、宮崎や高畑勲はまだ通好みの存在だった(当時の宮崎・高畑に特に注目したのが「アニメージュ」の編集者だった鈴木敏夫)。

 宮崎は、別名義で途中参加した1971~1972年放送の「ルパン三世」のテレビアニメ第1シリーズでも各話演出を務めてはいたが、テレビアニメシリーズ全話の演出を務めたのは、1978年の「未来少年コナン」が初めて。同作後、1979年に高畑が演出したテレビアニメ「赤毛のアン」に場面設定・画面構成として参加していたが、16話以降は降板。それは『カリ城』を手掛けるためだった。テレビアニメ第1シリーズでキャラクターデザインや作画監督を務めた大塚康生の著書「作画汗まみれ」(徳間書店)によると、「ルパン三世」劇場版第2作の監督依頼を受けていた大塚は当初用意された脚本を気に入らず、書き直しやスタッフ編成などに悩んでいたところ、東映動画時代の後輩で「未来少年コナン」でも組んだ宮崎から「ルパンの演出をやるの?」と電話があったため「一緒に考えてくれない?」と頼むと、宮崎が「僕がやろうか……」と言ってくれたのだという。公開約7か月前から制作に参加した宮崎。実質的な制作期間は約4か月半という、驚くほどの短期間で制作された。大塚は「恐らくその質の高さ/制作期間比では『カリオストロの城』は日本の長編アニメーション史上最短制作期間記録をマークしているのでは」と著書に書いている。

全文はソースでご確認ください

5/5(金) 9:08配信

シネマトゥデイ
スゴいのにはワケがある! – モンキー・パンチ (C) TMS

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Source: 芸能トピ

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