松浦勝人氏が浜崎あゆみを売るために出た行動明かす 「当時パワハラなんて言葉もなかったからやりたい放題。今だったら確実にアウト」

　エイベックスの代表取締役会長の松浦勝人氏が20日までに自身のユーチューブチャンネルを更新。デビュー25周年を迎えた浜崎あゆみのデビュー秘話を明かした。

　浜崎は1998年4月8日に「poker　face」でデビュー。CDは初登場でオリコン20位とデビューとしては悪い数字ではなかった。

　しかし「売らないと本当に会社がまずい。1998年10月に上場してんだよ。98年の4月の売り上げから3月って上場してすぐ出る決算の売り上げに直結してくるし小室（哲哉）さんとケンカ状態だったから」と浜崎をどうしても売らなければならなかった。

　松浦氏は「だからめちゃくちゃだったよ。ラジオで（浜崎の曲が）回ってなきゃ怒鳴り込みに行くし、宣伝まで（笑い）」と回顧。続けて「みんなその時のイメージでクソ怖いんじゃない？　宣伝会議やってたら何十人もいるところで紙投げつけて怒るとか。当時パワハラなんて言葉もなかったからやりたい放題。今だったら確実にアウトですね」と反省。

　周囲から「浜崎あゆみは絶対に売れない」と言われていたという。「散々言われたからね。友達のフジテレビのやっこにまで言われて殴っちゃったもん（笑い）」と明かした。

　殴った相手がその後、歌番組「HEY！HEY！HEY！」のプロデューサーに就任。「行くたびに『お前が売れないって言ったやっこがいるぞ』って（笑い）。仲良しなんだけどね。仲良しじゃなきゃ殴らないでしょ？」と懐かしそうに話していた。