「サセ子にはなるなよ。勘当するぞ」という父の教え
――炎上で所属チーム、スポンサーと契約解除になった直後、いきなりAVのオファーがあったそうですね。
クビになったと発表された次の日に某友人のゲーマーから「知り合いの社長が雇いたいって言ってるから、面接行ってみて。すぐ来てほしいって言ってるから」と連絡があって。秘書を探していると聞いて事務所に行ったら、AVの話をされました。
事務所はマンションの一室で、社長から「今から大きなビルにいっぱいAVのプロダクションが入ってるところにオーディションのために行くよ」と言われて「いや、行かんわ」みたいな(苦笑)。たぶん注目度があるうちにAV出せば、高く売れるから急いでたんでしょうね。最初は5000万円で1、2本の撮影とか言ってました。
社長は「今、AV女優はなりたい子がいっぱいいるけど、なれない人気職業なんだよ」「今のAV女優って、もはやアイドルだよ。三上悠亜ちゃんとかいるでしょ」みたいなこと言われて、いや、うるさいわって(笑)。ちゃんと断りました。
その後もそのゲーマーは「僕がマネージャーやるんで『BreakingDown』のオーディションに出ましょうよ」と言ってきたり、同じような怪しい案件を2、3回送ってきたので、共通の知り合いのどぐらさん(有名プロゲーマー)にキツく言ってもらって、ブロックしました。
――たぬかなさんは断りましたけど、同じように精神的に弱っている人だと判断力も鈍るので、そうした言葉に転びやすいかもしれない。
私もめちゃくちゃ弱ってましたけど、AVはほんまに何があっても出るつもりがなくて。おとんがそっち系はほんまにダメで「サセ子にはなるなよ。勘当するぞ」とずっと言われてたので。AVは考えてなかったし「パパ活しませんか」みたいな誘いもすごい来ましたけど、そういうのもしてません。
仕事の帰り道で道路を歩きながら失禁!?
<略>
――高校卒業後はどういった進路を?
本当は大学に行きたかったんですよ。勉強はできる方だったので。でも、家計的に苦しくて総合建設業の設計部に就職しました。
田舎の総合建設業なんてどこもそうだったと思うんですけどね、まあ、すごかったですね。帰るのは夜の11時とかが普通で、でも残業代が1時間150円でした。「これって大丈夫なんですか」って課長に聞いたら、「建設業はみんなどこもそういうもんなんよ」と言われて。新卒だったんで、そうなんやと思って。土日休みは隔週で、しかも家が建った時には完成見学会というものがあって、休みを潰されたりしていました。
仕事自体は楽しかったんですけど、体力的にきつくて体がぶち壊れて、病院行ったら「鬱ですね」って言われました。
そのころにはストレスがかかりすぎて、もう髪の毛もすごい禿げてたし、失禁し始めたんですよ。尿意がないのに気づいたら出てるし、止められない。仕事中に漏らしたこともありますね。とりあえずうまいことパンツだけを替えてことなきを得たんですけど。
一番全部出たなという時は、仕事の帰り道で道路を歩きながらブシャーッて失禁して。それでもう、さすがにちょっと限界だなと辞めました。
プロゲーマーの夢を追ってユニクロを離職
――その後はユニクロに入られたんですよね。配信で障がい者の同僚との話もされてましたね。
ユニクロで3年くらい働きました。めちゃくちゃ楽しく働きました。
仲良くしてたのは、こずえちゃんですね。身体障がい者の方で、半身麻痺でうまくしゃべれないんです。しゃべるのも時間かかるし、聞き取るのも時間がかかるから、店でもしゃべる人もほとんどいないし、ご飯もこずえちゃんとだけ一緒に行かない雰囲気になっていて。そういうのが嫌いだったんで、私はご飯食べに行こうよと誘って、仲良くなってユニクロの内情とかを聞いたりしてました(笑)。
私はいじめっ子だったこともあるので、すべてのものに優しいわけじゃなくて。ただ障がいが理由で、その人が酷い目に遭ってるのは見たくないんです。
全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c91984d98293f68579f9359e7df82c4b2a3ddfd
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Source: 芸能トピ