きよしは特定していないが、《昔からある食文化ぶち壊してコオロギとか訳わからん》(3月19日)とあることから、虫とはおもに「食用コオロギ」のことだと思われる。
きよしは2月25日には《虫食いたい人は食えばいいけど俺は要らないし大半の人が要らないって言う虫に補助金出すなら酪農とか農業を応援すればいいしその前に食べ残しとか食品の廃棄問題を何とかすればいいのに》と書いており、消費者担当相の立場でコオロギ食を擁護している河野大臣から目の敵にされたようだ。
特にからんだこともないのにブロックされたことで、きよしは冒頭のツイートに続き、《告白してないのに振られたみたいな気分(笑)》と明かしている。
自民党関係者が、河野氏の対応についてこう説明する。
「2月末、徳島の県立高校でコオロギパウダーを使った給食を生徒に試食させたところ、SNSなどで大きな批判が寄せられました。
3月30日の衆院消費者問題特別委員会では、立憲民主党の山田勝彦氏が『消費者にはコオロギ食推奨への動きに不満がある。検査や食品表示などが厳格におこなわれるべきだ』と質問。
それに対し、河野氏が『コオロギを含む食品によりアレルギーなど健康に関する影響が生じたとの具体的な事例は上がってきていない。特に現行の表示ルール以上の義務づけをおこなう必要はないと承知している』と答弁しました。
河野氏は2022年2月、徳島のベンチャー企業のイベントで『乾燥コオロギとミックスナッツあえ』を試食して『美味しい』と発言しています。それが最近になって蒸し返され、ネットでは『コオロギ大臣』などと揶揄されています。そうしてこともあり、河野氏は批判派だと思って、ビートきよしさんをブロックしたのでしょう」
もともと河野氏は反対意見をすぐにブロックすることで知られ、「ブロック太郎」などとも呼ばれている。「#河野さんにブロックされています」がトレンド入りしたことも。
「河野氏は270万人近いフォロワーがいて、政界ではトップクラス。影響力も大きいのですが、国会で『なぜブロックをするのか』と質問され、『見知らぬ者への誹謗中傷は許されないのは当然のことで、公人こそブロックなどで姿勢を示すべきです』と答えています。
親しい政治家でもブロックすることで知られ、コオロギに関しては面識のある杉並区議もブロックしました。
小泉進次郎議員などは『ブロックには理由がある』と擁護しており、若手議員からも一定の理解はあるようです」(前出・自民党関係者)
もちろん、ベテラン議員などからは、「政治家として批判や国民の声に耳を傾けないのはいかがなものか」という指摘も相次いでいる。
「門前払いをイメージさせるブロックという言葉がよくないよね。それこそ、『俺の言うことを聞かないヤツは』的な高圧的態度に取られてしまう。政治家は批判されてナンボ。それが嫌ならツイッターだかなんだかはやめればいいんだよ」(ベテラン議員)
しかし、河野氏をよく知るジャーナリストは「ネットを知り尽くした河野さんだからこそブロックをしている」と指摘する。
「まだTwitterやブログをやる議員がほとんどいなかった時代から、河野さんはSNSで発信していました。だから功罪がよくわかっています。荒れるような意見を放置していたら、それこそ炎上して収拾がつかなくなる。その前にブロックをしているのです。本人はきちんと反対意見を言えば対応する性格です。偏屈でもなんでもないですから(笑)」
いきなりブロックするのではなく、もう少し「説明責任」を果たしてもらいたいものだが……。
4/2(日) 17:40配信 SmartFLASH
https://news.yahoo.co.jp/articles/83eb7254b52ce7a309f80f57839de479e5926fee
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Source: 芸能トピ