1: なまえないよぉ~ 2022/01/02(日) 18:25:13.90 _USER9
勝負の瞬間が、刻々と近づく。2022年、北京イヤーの幕開け。努力を技術に込め、成長できた手応えがある。沙羅は、わずか数十秒で終わる五輪の一本に、思いを乗せる自信がある。
「成長した自分を見てもらいたいのが一番。(4年前の平昌より)進化した姿を見せたいというのもあるし、その先に結果がついてくるのかなと思います。もちろん金メダルは目指してやっているし、団体戦に選ばれたら自分の身を呈して、皆の力になれるようにパフォーマンスを上げたいです」
個人ノーマルヒルに加え、混合団体が初実施。沙羅には2冠のチャンスがある。男子ではエースの小林陵侑(25)=土屋ホーム=が好調。日本は金メダル候補として、五輪へと向かう。
「混合団体も可能性は大きくあると思います。新しい種目で(五輪では)誰も経験したことがないけど、やはりチーム力が大事。今までは個人競技で、身を呈してとかはあまりイメージできなかったけど、やはり仲間がいると考えると違う。もっともっとチームに貢献したい、と思いますよね」
銅メダルを手にした平昌五輪の2本目。沙羅は珍しくガッツポーズして喜んだ。ただ、その納得の一本が、北京に向けて技術の再構築を決断する契機になった。
「『今のジャンプはどうだったかな?』と考える前に、良かったって実感できたからガッツポーズが出たのだと思います。ホッとした気持ちもあって。ただ、自分の中で全力を尽くした結果があれ(銅メダル)だったので。全てを懸けてやったつもりでいても、今後はもっとレベルが上がる女子ジャンプの世界で戦っていけないな、と思いました」
スタートゲートに腰掛けるところから着地まで。「ゼロから見直す」をテーマに、技術を改善してきた。
「最初の1、2年はアプローチ(助走)からテイクオフ(踏み切り)のところを意識してやっていたんですけど、そこが一番難しくて。ジャンプの根本というか一番大事になってくる場所ではあるので、すごく時間をかけてやりました。もちろん自分の考えていることと、体がうまくリンクしない時は苦しかったですけど、うまくはまった時はそれが楽しさに変わる。それの積み重ね、繰り返しですよね」
昨夏の東京五輪は、欧州遠征中に現地のテレビ中継で観戦。五輪の力の大きさを再認識し、背中を押してもらえる時間になった。
「攻め続ける姿というのは、何物にも代えがたい元気や勇気をもらえます。卓球(=水谷、伊藤組の混合団体決勝)とかは感動しましたね。見ていても『あ、強いな』というか。気持ちの余裕が見えて、逆に相手が焦っていた。お二人にはそれだけ、絆やチーム力があって、自分のパフォーマンスに自信を持っていたのだと思いました。私も結果にとらわれず、自分のジャンプを追い求めたいですね」
初出場の14年ソチ大会は4位。W杯で男女通じ歴代最多勝の沙羅は、4年に一度の一発勝負を勝つ難しさを誰より痛感している。勝利のキーワードは「没頭」。
「五輪で力を出すというのは、W杯とはまた違う力がいると思うんです。W杯で結果を残すことで、全体の中でどの程度のレベルかは分かる。ただ、五輪は技術だけでは勝てないと思うんですよね。いかにその試合に入り込めるか。その日、邪念を払って、一番自分のジャンプに没頭した人が勝つんじゃないかと思います」
故郷の北海道では、30年札幌五輪招致も進められている。当時15歳だった12年3月にW杯初勝利。10代から世界のトップを飛び続ける沙羅の視線の先には―。
「やっぱり出続けたいです。自分が、感動とか勇気とか、何かを与えられるまではやっていきたい。(キャリアの中で)五輪があと何回来るかは分からないですけど、そこに向けて努力して、舞台に立つ資格があったら金メダルを目指すのは当たり前のことですし。皆そうだと思うので、私も負けずにいきたいですよね」(以下ソースで)
スポーツ報知
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebb0f6652b7dec038b2cfa89a53f8c568514ea29
画像
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Source: 芸能トピ