公開前にはアニメ放送時から声優が変更になったことも話題となった。木村は「プレッシャーもすごいあったんですけど、運命的なものも感じたので、心を込めて一生懸命やろうという気持ちで臨みました」と作品への思いを語った。
収録では、井上監督が「生々しさ、リアリティー」にこだわっていたと説明。「声優人生でまったくやったことのないお芝居に挑戦してる。なるべく生々しい、実写映画に近いお芝居をしてる」とアニメ的な極端な演技は排除したことを明かした。
公開まで、作品の情報が極秘にされていたこともヒットにつながっているが、木村は「めちゃくちゃ言いたかったです」と機密保持に苦心したと語った。「アフレコ自体も2年くらいの歳月をかけて収録したんです。一言に3時間かけて収録する時もあったり、2行のせりふを丸1日かけてとか」と通常のアニメでは考えられないようなスケジュールだったことも明かした。
井上監督もアフレコにつきっきりだったという。「井上監督がぼくの横にずっといて収録している感じだったんです」とブースの中で直接指導されたと説明。原作者でもある監督がすぐ隣にいるという重圧はあったが「監督が『おもしろい。そういう花道もいるんだなぁ』って。『こうしてほしい』っていうよりも一緒に、先生(井上監督)がイメージする桜木花道に近づいていくような作業ですよね」と共同作業だったと語った。収録後には井上監督から「木村君と一緒に桜木花道を作っていたような感覚になって、とても楽しかったです」とメッセージを送られたことも明かした。
1/14(土) 10:47配信 デイリースポーツ
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Source: 芸能トピ