この騒動について、アイドルグループのプロデュース経験を持つレイ法律事務所の河西邦剛弁護士は、アイドルビジネスの観点から次のように説明する。
「三者間の意図がポイントだ。1つは運営・事務所側で、これはビジネスなのでお金を得る目的がある。2つ目がファン側で、“どういうアイドルを応援したいか”という時に恋愛禁止のグループがいい。3つ目がアイドル側で、インターネットやライブ会場が増えている中で競合が多く、差別化の観点から恋愛禁止をブランディングしていくというニーズもある。これらの思惑が入り組んでいるところが非常に難しいところだ」
一方、「恋愛禁止は必要」という考えを持つトレンディエンジェル・たかしは、「ビジネスと言っているが、こっちはスピリットでやっている」とファン心理を述べた上で、「歌って踊って握手会とかをしてくれるような人をアイドルだと思っている。会ったら好きになってしまうし、(握手会などは)お金を払って夢を買っているということだ」との考えを示す。
これに河西氏は「『歌とパフォーマンスで人を魅了したい』と考えているアイドルは多い。対してファンは、歌とパフォーマンスから好きになり、キャラクターも性格も好きになっていって、だんだん“こうなってほしい”という思いに変わっていく。『恋愛禁止だと思っていたのに、そうではなかったのか』という時に、気持ちのぶれが大炎上になっていく。昔は歌とパフォーマンスだったのが、恋愛感情に変わってきているのが今のアイドルビジネスだ」とした。
では、恋愛をしていてもばれなければいいのか。たかしは「そうだ。どちらかというと答えを知りたくないというか、終わってほしくない。ただ、カメラをみんな持っているこのご時世に隠せるのかなと思う。恋愛禁止はオタクの方が守っていて、僕は10年以上彼女がいない。そっちがしないと約束したら、こっちも我慢する。卒業してからはいいのではないか」との考えを明かす。
全文はソースでご確認ください。
https://times.abema.tv/articles/-/10050709
続きを読む
Source: 芸能トピ