初登場は10組で、昨年11月にデビューしたジャニーズの7人組「なにわ男子」、7曲がサブスクの再生回数が1億回を突破したVaundy(22)や、「シンデレラボーイ」がロングヒット中のスリーピースバンド「Saucy Dog」、宮脇咲良(24)が所属している日韓の女性5人組「LE SSERAFIM(ル セラフィム)」、オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」から選ばれた11人で結成された「J01」などが初出場を果たす。
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その一方で過去出場したYOASOBIやLiSA(35)や欅坂46時代の16年から6年連続出場していた櫻坂46、GENERATIONS from EXILE TRIBEなどのLDH勢が今回の紅白には出場しない。コアなファンが楽しみにしていた歌手やグループが出ないことから、ツイッターでは早々に「紅白見ない」がトレンド入り。
ネットでは、
《ジャニーズ6枠に韓国系の複数グループの出場。どうみても偏りがある》
《情報を得るのがテレビ中心の世代と、スマホ中心の世代では、流行りの音楽も大きく乖離するのは当然。ますます紅白の意義ってなんだろう?》
《若い人のテレビ離れが進んでるから、若い人に見てもらおうとNHKも必死だな》
《国民が特別なものとして認識しなくなれば、存在意義が無くなる。近い将来、紅白は無くなるのかなと感じる》
といった声が出ている。若い世代から高齢者までバランス良く楽しめることが紅白ならではの良さだったはずだが、若年層を取り込もうとしすぎた結果、番組の意義が根底から揺らぎつつあるようだ。
■若年層に紅白を見させる上での高いハードル
「ここ数年で聴く音楽の細分化がさらに進み、確かに出場歌手の選定基準は難しく、曖昧になってきています。もちろんその中で、若年層を取り込みたいというのはわかりますが、今回初めてその名前を聞いたというグループが多い印象です」(音楽業界関係者)
そもそもいくら若年層に人気のアーティストが紅白に出演したところで、興味のないアーティストを挟みながらダラダラと長い時間テレビを視聴する習慣自体が根付いていない世代が紅白を視聴するとは考えにくい。
「紅白の番組構成とコンセプトそのものが若い世代とでは前提から乖離していると思います。Z世代と呼ばれるデジタルネイティブな世代は、無駄と思う部分をスキップするのが当たり前のコンテンツの中で育ってきました。自分が見たいところだけを見る世代でもあり、リアルタイムで長時間スキップもできない紅白を見てもらうのは、かなりハードルが高いと思います」(同)
「紅白見ない」のトレンド入りは、紅白終焉のフラグかもしれない。
11/17(木) 15:10配信
日刊ゲンダイDIGITAL
出場歌手発表直後から「紅白見ない」がトレンド入り(C)日刊ゲンダイ
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6de1be299f4f653684948d13d50de0d49208262
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Source: 芸能トピ