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声優の交代自体は珍しい話ではありません。先日、2年にわたる再アニメ化を終えた『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』は1991年に1度目のアニメ化が行われていますが、新作では新たな配役が行われ、特に問題なくファンにも受け入れられています。
これは「1話から全編リメイク」という違いとあわせ、第1作で主人公のダイ役を務めた藤田淑子さんが2018年に惜しまれつつも他界されたことも、大きな要因のひとつとなっているでしょう。再び演じてもらいたくても、どうにもなりません。なお、藤田さんは2019年に発売されたゲーム『JUMP FORCE』でダイ役を演じており、これが遺作となっています。収録は2018年と思われるので、足掛け27年にわたりダイ役を演じてくれました。
対して『SLAM DUNK』はTVアニメ版の桜木花道役・草尾毅さん、流川楓役・緑川光さん、赤木剛憲役・梁田清之さん、宮城リョータ役・塩屋翼さん、三井寿役・置鮎龍太郎さんの5人全員が現役で活動しています。塩屋さんは講師や音響監督へと仕事が移行しているようですが、今もたまにですが声の仕事もされているようです。
また、声優交代が発表される前から前売りチケットの販売が開始されていたこと。現在千葉テレビやテレビ愛知などでTVアニメの再放送が行われ、過去の記憶が呼び覚まされた方が多かったことなど、さまざまな理由から否定的な意見がSNS上に数多く投稿されてしまったと思われます。
アニメは映像とストーリー、音声で構成されていますが、このなかで最も強く心に刻まれるのは「音声」です。子供の頃に見たアニメのストーリーは忘れてしまっても、オープニングやエンディング、キャラクターたちの声はいつまでも心のなかに残り続けています。
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とはいえ、さまざまな事情から声優の交代をしなければいけないことが多いのもまた事実です。
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2022.11.07
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Source: 芸能トピ