問題になっているのは、アニメキャラの本気メイクとコスプレで登場した人気タレントが、一体誰なのかを当てるクイズ。昨年始まった新企画だが、好評なのか頻繁に放送されている。
最新11月3日の放送でも、『ますだおかだ』岡田圭右、『四千頭身』後藤拓実、元『乃木坂46』堀未央奈といった人気タレントが本気のコスプレに挑戦。
岡田はゲーム『ダンガンロンパV3』のキーボ、後藤は『金色のガッシュベル!!』のブラゴ、堀はゲーム『原神』のバーバラなど、一目では誰か分からないレベルのメイク・コスプレで登場した。
しかし今回、キャラのチョイスがさすがにマニアックすぎたとして、視聴者からは「元ネタを知らないために楽しめない」との声が多発。
一方、オタクからは〝タレントがコスプレ〟という行為そのものへの嫌悪感が相次ぎ、誰も得をしない内容になってしまったようなのだ。
一般人は「知らない」オタクは「にわか」と激怒
実際、ネット上には
《決して認知度が高いとはいえない芸能人が、ほぼ知らないアニメキャラのコスプレをしてるというツッコミ待ちスベり企画》
《毎回一般の人知らんやろレベルのコスプレキャラ出してくるから、ぐるナイの企画の人ガチヲタよな…》
《アニヲタしか知らんような作品の変装増えたよな》
《知らないキャラを自分を魅せるためにコスプレするのがオタク的に無理》
《大してそのキャラを知らない人達がコスプレをしているの見るとなんかモヤってする…》
など様々な反応が。触らぬ神に祟りなしなのか、オタクコンテンツに触れただけで〝面倒臭い〟ことになる実情が浮かんでいる。
「ネットではさも知ってて当たり前のようになっていますが、国民全員が深夜アニメや萌え絵に興味がある訳ではない。ましてや視聴者の多くは、娯楽としてアニメではなくバラエティーを見る層ですし、『元ネタを知らない』とポカンとするのは当然の反応です。しかし困ったことに、オタクはアニメ側の知名度がないにもかかわらず、『そんなことも知らないの!?』とまるで自身が上のようなマウントをとり、浮世離れした反応を示すんですよね…」(アニメライター)
結局、彼らは被差別意識を持って被害者ぶりながら、他人には平然と「アニメに詳しくないヤツは終わってる」と言わんばかりの差別を行う矛盾した連中なのだ。
「オタクは『アニメへの偏見をやめろ』と言うくせに、こうして理解を広める企画をすると『すり寄るな』『リスペクトがない』『粗い』など難癖をつけます。これを象徴した事件が、コミケ出展を目標にクラウドファンディングを始めた俳優・真木よう子を、『オタクにすり寄ってる』などと猛烈に叩きまくって中止に追い込んだ事件でしょう。中には、真木に富も名声もあることを理由に、『コミケに来ていい側の人間じゃない』など、ムラ意識から差別的発言をするオタクも多発していました」(サブカルライター)
オタクは「HENTAI」という国際的スラングと化した日本のアニメを、「ジャパニメーション」「クールジャパン」とホルホルしていれば満足なのだろう。
2022.11.07 10:33
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Source: 芸能トピ