芸能の仕事がなかなかつかめない状況を変えようと、大学時代に留学を決意。「全くチャレンジしたことない場所でどれだけやれるか。一番ハードな場所ってどこだろうと思ったら、言葉も通じない、知ってる人もいないっていう所に行って更地にしたかった。普段使っていない言語で自分を試してみたかった」と渡米した。
「でも見事に挫折するんです。英語も伝わらないし、台本を渡されてオーディション受けるってなっても台本を理解するところから始めなきゃいけないハンデがあって。悔しい、悔しいの連続でした」。父がアイルランド出身で英語には自信があったが、いざ渡米してみるとまったく通用せず、父に泣きながら電話する日々だったという。
当時留学したオレゴン州立大の恩師がVTRで出演。ホランは大感激の様子で「リズって呼んでて、先生なんだけど姉貴みたいな。大変な時本当に助けてもらいました。感謝しかない」といい、留学を経て「何があってもなんとかできたから根拠のない自信がついたというか。日本って謙そんとか謙虚の文化があるけど、“私を見て、できようができまいがこれが私なの”っていう子たちの中にいると、自分も自己主張していかないとどんどん飲まれちゃうし負けちゃう。実力も才能もなくても、やりたいっていう気持ちさえあれば自信持っていいんだなっていうマインドを教えてもらった」としみじみと振り返った。
留学中、現地の人と交流する中で「日本ってこういうとこなんだよっておしゃべりするのも楽しくて。人としゃべるのが好きだからタレントやってみようとかラジオのDJやってみたいですっていうのが、今につながっている。留学がなかったら今は絶対にない」と語った。
2022年9月12日 12:27
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Source: 芸能トピ