そして神田沙也加は「伝説」となった…偲ぶ人の多さと知名度の高さを再認識
先月18日に急逝した神田沙也加(享年35)の功績が改めて見直されている。
ミュージカル女優として実力、集客力を兼ね備え、5年先の舞台の予定もあったそうで、「アナと雪の女王」の楽曲「生まれてはじめて」と「とびら開けて」は神田の訃報以来、カラオケランキングで急上昇。
訃報を機に神田を偲ぶ人の多さと知名度の高さを再認識させた。
■誰もが知る「アナ雪」
また、子供時代のいじめ体験など、これまであまり報じられていなかった面も明らかに。
中学時代はいじめが原因で3度も転校。全寮制の中学では下着を盗まれたり、布団を濡らされたりするなど、逃げ場のない壮絶ないじめを経験したという。
それでも母・松田聖子(59)と同じフィールドで勝負するという一番厳しい道を選び、完全実力主義のディズニープリンセスにまで上り詰め、敬愛してやまない大地真央の当たり役ミュージカル「マイ・フェア・レディ」を演じるまでに至った。
心理学者の富田隆氏は「親の七光よりハンディのほうが多かったのでは」としてこう続ける。
「両親が有名すぎたために、子供時代から並大抵の努力では評価されない、周囲の目が非常に厳しい環境で育っている。いじめられるのは“仕返しをしない”からで、いじめられてもひたすら我慢していたのでしょう。芸能界ではそんな苦労を売りにする人も多い中、実力だけで勝負する仕事に対する向き合い方からも本当に誠実で真面目な方だったのだと思われます。そんな環境ゆえ、交友関係は“広く浅く”は難しく、“狭く深く”なりがち。一度人を信用するとどこまでも信頼しようとする傾向があり、1人にはまりやすく、利用しようとする側からは都合がいいという危うさもあったはず。そういった日常生活のネガティブな面を仕事に打ち込むことでプラスに昇華し、キャリアを築いてきたのでしょう」
■元交際相手の「罵声音声」も
遺書の存在も明らかになり、共演者で元交際相手の俳優・前山剛久(30)に「死ねば」と罵倒される音声も残っていたと発売中の「週刊文春」は報じているが、生真面目な神田がなぜ目標としていたミュージカル上演の途中で命を絶ったのかなど謎は残る。神田の存在は伝説になりつつあるようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/265ff040d6ad774f15d08ac5dba77c866c6228c6
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Source: 芸能・女子ハート