今年の初出場者には若者に人気のアーティストも多く名を連ねているが、従来の視聴者の“置き去り感”も指摘されていて――。
今回、初出場となるアーティスト、グループは、紅組が3組、白組が7組の計10組。
【紅組】
《韓国の5人組グループ・ILLIT(アイリット)、シンガーソングライター・tuki.、11人組グループ・ME:I》
【白組】
《3人組バンド・Omoinotake、ヒップホップユニット・Creepy Nuts、マルチクリエイター・こっちのけんと(28)、5人組グループ・Da-iCE、韓国の5人組グループ・TOMORROW X TOGETHER(TXT)、大人気の3人組グループ・Number_i、新浜レオン(28)》
今回の出場者発表にSNSでは、《なんかtxtが紅白って感動》など好意的な声もあるが、
《誰もわからんかったっす~~》
《タイミングよく?紅白出場発表みてるけど、思いの丈って誰やねん笑》
《いや、ILLITって誰だよ…。流石に韓国贔屓がすぎるとはいえあまりにも無名すぎるんじゃ…。紅白観る層がもっと減るぞ》
《バズってもいない韓国グループ出すなよ?誰も聞いたことないぞ?》
といった冷ややかな声が多く寄せられている。
「初出場組は若者の間では知名度があり、人気もあるアーティストたちなんですが。Omoinotakeは名前を知らなくても、今年1月クールに放送されて人気を博した二階堂ふみさん(30)主演の連続ドラマ『Eye Love You』(TBS系)の主題歌『幾億光年』を聞けば、ピンと来る人もいるのではないでしょうか。こっちのけんとさんも、SNSで大バズリした『はいよろこんで』を聞けば、若い人は一発で分かる。
その一方で、こうしたラインナップに、年配層やあまり音楽を聴かない層からは“誰?”という声も多いと。さすがにNumber_iは、歌を知らなくても大手企業のCMなどにも出演しているので知っているでしょうが、tuki.は音楽好きの間では有名な一方、“覆面シンガー”で露出は少ないですからね。
また、旬な韓国グループも、年配層の方々は分からないでしょうね……」(夕刊紙デスク)
略
「彼らはいずれも若者に大人気のアーティスト。NHKには、『紅白』を通して新たな視聴者を獲得したいという狙いもあると言われ、彼らを出すことで若い層に見てもらいたいのでしょうね。
ただ、そうした若年層の視聴者を狙ったキャストがメインになってくると、従来の視聴者層、そして年配層にとっては“つまらない”『紅白』になってしまう。さらには、面白くない以前に“よくわからない”アーティストばかりになってしまった印象になると、年配層を“置き去り”にしていってしまう恐れもあると……。
一般知名度も高いSTARTO社のグループが昨年に続いて出ないことも影響していそうですが、今回は“特別枠”で出場する氷川きよしさん(47)のような老若男女が知る国民的歌手を揃えるというのは、なかなか難しいことですよね。ただ、『紅白』は昨年、過去最低視聴率を記録してしまいました。今年も相当厳しいことになりそうですね……」(前出の夕刊紙デスク)
良く言えば若者向け、悪く言えば既存の視聴者を置き去りにしている感もある今回の『紅白』。この采配は、吉と出るか凶と出るか――。
「誰やねん」の声 『紅白』ILLIT、tuki.、ME:I、TOMORROW X TOGETHER…従来視聴者置き去り感
https://news.yahoo.co.jp/articles/65e9cce303ebe0a39599b4339e0a8070ea47ed9c?page=1
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Source: 芸能トピ