「フジテレビは大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ第5戦を放送。ドジャースはシリーズ制覇を果たし、フジは試合後の大谷選手に取材を試みたのですが、大谷選手は拒否するようなそぶりを見せた。それまで満面の笑みだったのが一転、にらみつけるような表情でした」(テレビ誌記者)
事実上の“出禁処分”
これだけではない。
「新人アナウンサーの上垣皓太朗さんに対し、会社の先輩である西山喜久恵アナ、生田竜聖アナらが、上垣アナの容姿に対し、老けているというイジリを展開。先輩が後輩を嘲り笑うように見え、批判が続出」(スポーツ紙記者)
さらに、
「フジテレビは日本シリーズ中継の裏でワールドシリーズのダイジェストを放送。ないがしろにされたと日本野球機構(NPB)はフジテレビに支給した日本シリーズの取材パスを回収、事実上の“出禁処分”にしたと報じられています」(同・スポーツ紙記者、以下同)
炎上続きのフジだが、今につながる前科もすさまじい。
「大谷選手がフジテレビに対し、激怒したのは、引っ越し先の自宅を晒したことが原因といわれています。フジはロサンゼルスの新居の内情まで過剰に取材。それが原因でドジャースの取材パスを剥奪されたと報じられています」
社内に残る“バブル思考”
しかし、これにはさらに前科がある。
「田中将大投手がニューヨーク・ヤンキースに所属していたとき、フジは“田中選手の自宅はトランプタワー”と報じています。それも一度ではなく二度も。しかも彼はそこに住んでおらず、事実でも何でもなかった」
2つを天秤にかけ、片方を優先するのは過去にも……。
「’97年に『ダウンタウンのごっつええ感じ』が急きょ打ち切りとなったのは、同番組の放送を中止し、日本シリーズの優勝が決定する可能性のある試合の放送を強行したため。これに松本人志さんがキレて、番組終了となった」
繰り返される炎上はフジの社風の問題か。元社員は次のように話す。
「最近の炎上や似たような前科を見れば、フジは常に他者に対するリスペクトがない。数字が見込めると大谷選手のプライバシーを侵害、その一方で得意げに祝福に向かう。厚顔無恥極まりない。メジャーとNPB、そして『ごっつ』の打ち切りにしても、両者に対し、真摯に説明すればもう少し違った結果になったかもしれないのにそれを怠る。20代などの最若手は別として、上世代の認識は今でも“俺たちメディア様”みたいなバブルのような思考。他者や他社に対してだけでなく、社内もそう。新人に対しては“面白くしてやってるのに、何が悪い(笑)”と思ってますよ、炎上した今でも」
炎上しなけりゃフジじゃない─?
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Source: 芸能トピ