大野の引退ライブについては、発売中の「女性自身」(光文社)が「大野智『嵐引退ライブ』一夜限り ドームで」と題し、トップ記事として報道。記事によると、大野は2020年末に開催された活動休止前最後のライブが新型コロナの影響で無観客になり、ファンに直接あいさつできなかったことが心残りになっているという。
ファンの前で改めてあいさつしたいという思いはあるが、芸能活動を長期的に続けることには難色を示し、結果として「一夜限りの単発ライブで限定復帰し、それを最後に人生を次のステージに進めたい」と考えているそうだ。大野はそこで引退する意向を固めているようだが、メンバーたちはファンの声援を浴びたライブ後に考えを変えてくれるのではと期待しているという。
嵐のメンバー5人で設立した「株式会社嵐」と「STARTO ENTERTAINMENT」の権利関係の整理が来年春ごろまでに決着しそうで、開催時期は早ければ来春になるという。場所は思い出深い国立競技場ではなく、もしキャンセルになった場合に別グループにスライドしやすい東京ドームになりそうだと伝えられている。
大野の動向に関しては、別のメディアでも「関係者が大野のいる宮古島を訪れて話し合い、大野が来春ごろの復帰に同意した」などと報じられており、来春に大きな動きがあるという情報は業界内で広まっているようだ。
これに対して、ネット上のファンからは以下のような複雑な声が漏れている。
「一夜限りのライブをやったら、もう大野さんは戻らないと思う。重い腰をあげて、ファンのために区切りをつけるお礼のライブになるでしょう」
「リーダーの嵐引退ライブが本当だとして、あんなにファンファーストな嵐が一夜限り、東京ドームだけってことはないと思う。ファンクラブ会員、何人いると思ってんのよ」
「なにもなくても何年も会費を払い続けていたファンクラブ会員が全員ライブに行けるようにしてほしい」
「またステージで観たいという気持ちはあるけど、大野くんが望まない方向にいくのも嫌。もう解放してあげて、本人の思うようにさせてあげてほしい」
大野は宮古島に半移住状態になっており、時折週刊誌にキャッチされる近影もアイドル的なルックスからは大きく変わっている。宮古島でリゾート開発ビジネスに参入しているが、これは副業が禁じられていた旧ジャニーズ時代なら「完全アウト」で、客観的に見れば「アイドル復帰」の意思はないように感じられる。
それでも「一夜限りの復帰」をしなくてはならないのは、会員数300万人超ともいわれるファンクラブの存在が影響していそうだ。嵐の活動休止後もファンクラブは継続されたが、ファンは活動再開の見込みすら立たない状態のまま、年会費4000円を払い続けていた。一部ファンからは不満の声が噴出していたが、ファン思いで知られる嵐のメンバーたちがこれを意識していないはずがない。
大野の「引退ライブ」をするとなれば、それはまさに嵐全員にとってのファンへの「ケジメ」なのだろう。もちろん、それで大野が完全復帰へと心変わりすれば「5人の嵐」が戻ってくるが、そのまま引退となってもファンクラブを「メンバーそれぞれの個人ファンクラブに移行」などの新しい形にすることができる。5人で「株式会社嵐」を設立したのも、これに関係しているのかもしれない。
いずれにしても、来春ごろにファンにとって大きな「春の嵐」が巻き起こることになりそうだ。
2024/10/29 20:00
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Source: 芸能トピ