フワちゃんのやす子に対する暴言騒動は尾を引き、ついにレギュラー番組の『フワちゃんのオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送系)の降板、打ち切りに発展した。
これを受けネット上では2020年4月に『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(同)内での岡村隆史の失言と比較する声が相次いでいる。
岡村隆史、番組内で失言の過去
《ANNは岡村隆史さんの女性差別発言の時に番組内での発言にも関わらず降板の対応がなかったことを思い出してめちゃくちゃ憂鬱になった》
《岡村との対応と違い過ぎて、フワちゃんのこと擁護するわけじゃないけど、正しい判断と言うよりただの女性差別では?と感じる》
《フワちゃん降ろすならあの時岡村も降ろせば良かったのになあ》
岡村の問題発言の内容を芸能プロ関係者が振り返る。
「当時は新型コロナウイルスが猛威を振るっており、失業などの問題が取り沙汰されていました。番組内で岡村さんが『コロナが明けたらなかなかのかわいい人が、短期間ですけど、美人さんがお嬢(風俗嬢)やります』『短時間でお金を稼がないと苦しいですから』などと発言。これがネットニュースに取り上げられ大問題となりました」
ただ、岡村は番組降板には至っていない。そこには相方である矢部浩之の存在が大きかったと前出の芸能プロ関係者が続ける。
相方・矢部浩之による“公開説教”
「問題発言の翌週の放送中に矢部さんが乱入し岡村さんへ“公開説教”を始めたのです。岡村さんがスタッフに横柄な態度を取る、女性を軽視しているなどと“人間性”を猛批判。問題発言は出るべくして出たと明らかにしたのです。矢部さんは次の週にも出演、高校時代の思い出などをじっくりと話す“岡村さんのリハビリ”とも取れる放送を行い、3週目でコンビでのラジオ番組復活が宣言されました」
矢部の“公開説教”は、それまでギクシャクとしていたナイナイのコンビ仲回復や、同年10月の岡村結婚への布石にもなり、結果的に美談となっている。それでも、番組内での女性蔑視発言で降板とならなかった岡村と、番組外でのSNSでの一言が問題となり打ち切りに至ったフワちゃんへの放送局の“対応の違い”に疑問を覚えるネットユーザーは少なくない。
他局では『極楽とんぼの吠え魂』(TBSラジオ系)が、2006年7月に山本圭壱が未成年女性と飲酒、性行為を行った不祥事発覚を受け打ち切りとなっている。ただ、不祥事発覚後に加藤浩次が単独で出演した最終回は放送されており、対応はケースバイケースなのが実情だ。
岡村は8日深夜のラジオではフワちゃん騒動に「芸能界ってミスが許せないようになってきました」「怖いなと思いました。いろんなことが」と曖昧なコメントを発するのみだった。
フワちゃんの番組は一部のラジオファンには評判も良かっただけに、打ち切りになるにせよ、最後に本人が話す場があっても良かったかもしれない。
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Source: 芸能トピ