女性の母は双子で生まれたものの、出生後すぐに養女として別の家に引き取られたという。そして20歳を過ぎた頃、たまたま町内に顔も声も体形もそっくりな女性を発見。母はその女性を「おそらくもう1人の双子だろう」と勝手に結論づけ、40年間にわたって親密な付き合いを続けているとのこと。
いっぽう母と母にそっくりな女性は、双子かどうか判然としないまま互いに還暦に。また戸籍ではそれぞれの誕生日も異なっていたといい、母が元気なうちに真相を知りたいという依頼内容だ。
さっそくゆりやんは依頼者の元に赴き、母と母にそっくりな女性と対面。あまりにそっくりな2人を目の当たりにして、「双子です。調べなくても……」と驚いていた。
まず依頼者の母は、10月15日生まれの晶子さん(61)。そして晶子さんにそっくりな女性は、10月9日生まれの由美さん(61)。互いの存在を知ったのは、晶子さんが5歳の時だったという。
たまたま由美さんを見かけたといい、「なんであの人、私にそっくりなんだろう」と気にかけるように。由美さんもこの時に、家の中から晶子さんを見かけ、思わずカーテンを閉めたとのこと。由美さんは大人になってから、「似ていたから気持ちが悪かったのかな」と実感するようになったと振り返っていた。
2人は同級生からも、「似ている人がいる」と言われていたようだ。そのことを各々の母親に伝えたところ、「世の中には3人同じ顔の人がいる」とまさかの同じ返答が。さらに由美さんも、晶子さんと同じく養女だったことが明らかに。
そんな2人がついに出会ったのは、20歳になったころ。晶子さんが電話帳「タウンページ」に載っていた由美さんの自宅に電話をかけ、「私たち、もしかしたら双子かもしれないんだけど。一回会ってみない?」と誘ったことがきっかけだった。
しかも対面によって発見した共通点は、外見だけではなかった。好き嫌いまで似ていたといい、晶子さんは「同じものを買ってたり、同じ歯を治してたりとか」と回想。以降、親睦を深めるようになった2人は、38歳の時にある事実が判明。晶子さんの母が、娘を養女として引き取った事情をこう打ち明けたという。
「実は押し入れに赤ん坊が2人入ってて、そのうちの1人を米、醤油、味噌10カ月分と代わりにもらってきた」
由美さんも同じようだったが、由美さんの母は「双子だ」とは聞いていなかったという。
そこで番組は双子の専門家に相談した上で、ついに2人はDNA鑑定へ。すると、24の遺伝子座が全て一致。鑑定結果には「一卵性双生児であると判断できる」と記されており、2人は結果を見た瞬間に抱き合って喜びを爆発させていた。
このことによって依頼者と由美さんも姪と叔母の関係になり、新たな家族が誕生した瞬間だった。感動的な結末にスタジオでは拍手が沸き起こり、ゲストのナジャ・グランディーバ(50)は「鳥肌が立ちました」とコメント。「晶子さんが『会わないといけない』って思った時点で、もう赤い糸で結ばれてたのかなっていう気もしましたね」と、運命的な縁に感嘆を漏らしていた。
この企画は視聴者からも絶賛の声が相次ぎ、Xでは次のような声が並んでいた。
《普通に感動して泣いた》
《現実でこんな話ある!? すごいいい話だった………》
《ナイトスクープの双子回、めちゃくちゃよかった。間違いなく今年一番の回》
《いや~これは凄い 本当に凄い、みて良かった、神回すぎる 感動したし鳥肌が立った! 熱くなった! みんなにみてほしい》
記事投稿日:2024/06/24 17:24 最終更新日:2024/06/24 17:34
『女性自身』編集部
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Source: 芸能トピ