「趣味でUber Eats配達員をやってる」オードリー若林正恭に「必死の生活者」が感じること

エンタメ
1: なまえないよぉ~ 2024/05/18(土) 10:57:05.19
 今年2月に行われたラジオのイベント「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」は、5万3000人ものリスナーが参加し、大成功を収めた。さらに先日、ニホンモニターが発表した「令和タレント番組出演本数ランキング」では、春日俊彰が2382本で3位、若林正恭は2273本で5位にそれぞれランクイン。オードリーはもはや、不動の地位を確立したといえるお笑いコンビだ。

(略)

 そんな若林が先日、少々気になる発言をしていた。それは「あちこちオードリー」(テレビ東京系)でのこと。「全然、説明伝わんないんすけど」と前置きして、次のように話し始めたのだ。

「俺、Uber Eatsを今、やってるんですよ」

 ゲストのおいでやす小田が目を丸くして聞き返すと、

「なんか趣味持たなきゃ、ってなるじゃないですか。自転車を趣味にしようと思ったんですよ。でも東京走ってても、行きたい場所も見たい景色も何にもないんですよ。もう、なんなら亡霊のように(自転車を漕いでいた)。もう仕事みたいな、義務みたいな。でもUber Eatsの配達員だけ、オーラが違うんですよ。漕いでる時の。なんかね、どこかに向かう必要がある人のオーラが出てるんですよ」

これに「あるよ、そりゃ。届けなアカンねんから」と呆れたように返す小田。

「俺は『羨ましいな。目的がある人』って思ったんですよ」

 そう畳みかけた若林は、面接が不要ということでUber Eatsにすぐに登録したと明かす。

「配達(のオーダーが)来るじゃないですか。で、受け取るじゃないですか。(オーダー受けたからには)絶対に行かなきゃいけないじゃないですか。絶対に行かなきゃいけない場所があるってね、灰色だった街がカラフルになるんですよ」

なんとも満足気な若林なのだった。

 このエピソード、いい話にも聞こえなくもないが、「唯一の収入源がUber Eatsの稼ぎ」という必死のパッチで生きるためにやっている人たちは、どう感じるだろうか。

 先日、関東地方で記録的な大雨が降った際のニュースで、そんな悪天候の中で商品を届けるUber Eats配達員の姿が流れていたのだが、その彼が言うには「雨の日は配達料にプラスしてボーナスがもらえる」。物価高が続くこのご時世に、わずか数百円のボーナスのために、雨に濡れながら必死に自転車を漕ぐ姿に、目頭が熱くなった。

あまつさえ、若林が「師匠」と慕うピン芸人のTAIGAに至っては、芸人としての稼ぎだけでは家族を養えないがゆえに、Uber Eatsの仕事で生計を立てていることがよく知られているというのに…。

「実際にやってみて、彼らの苦労がよくわかった」と言うのならまだしも、本当にただの趣味だけでUber Eats配達員をやっているのだとすれば、それは全てが充足した者の、ただの戯れでしかない。おごれる若林は久しからず、だ。

https://www.asagei.com/308367

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Source: 芸能トピ

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